Access自体は完全初心者で、データベースはどういったものかという概要はある程度知っている(基本情報技術者取得)レベルの人間です。
この本は初心者向けの本で、「この操作をするにはこうします」と逐一画像のスクリーンショットとともに解説してあります。
この操作自体はかなり分かりやすく書いてあるので、迷うことはないと思います。
ただ、画像とそれに伴う空白が8割を締めており、本の厚みがそのまま内容の厚さ というわけでないので気をつけてください。
最初にファイルの開き方やウィンドウサイズの変更など、Windowsをそれなりに使ったことある人ならUI見ただけで分かるだろうといったレベルの解説も細かくしてありますが、その割に後半「今から▲▲をする〇〇画面を作ります」のようなサラッと文章で流すだけで、どのような画面や機能を作るのかイメージしづらい場面が出てきます。
その手順説明も、ただ「〇〇を選択してください」「次へボタンを押してください」といった、「とにかく真似ろ」というやり方で、
「なぜこのフィールドを選択するのか」「今やってる操作は何に関係するのか」といった解説はほとんどでてきません。
初心者の人がこれをなぞったからといって自分の要求仕様を満たすものが作れるとは思えません。
データベースの設計はできるが、それをAccess2010特有のウィザード等を使って実現するにはどうしたら?
という人にはいいかもしれませんが、それだと前半部は無駄ですし、
逆に完全初心者という人は、後半部で路頭に迷う気がします。
また、サラッと流し読みする感じで読んでますが、かなり誤植が多いです。
特に、画面では「〇〇」を選択している場面なのに、文章は「▲▲を選択してください」みたいな所は結構あります。
この程度の誤植をスルーしてしまっているということは、内容の精査はそれ以上に行われていないのでは…という印象を受けます。
画像を多用して手順を分かりやすく、となると確かにこういう構成になってしまうとは思います。
一冊読めばなんとかなるかな?という情けない欲求を持つ人に、本屋で「画像付きで分かりやすいな」と思わせて釣るために作った本という印象。(だとしたら見事に釣られた)
正直本屋で立ち読みして雰囲気掴むだけでよかったって感じです。