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Absalom, Absalom! (Vintage International)
 
 

Absalom, Absalom! (Vintage International) [ペーパーバック]

William Faulkner
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商品の説明

内容説明

“Read, read, read. Read everything—trash, classics, good and bad, and see how they do it. Just like a carpenter who works as an apprentice and studies the master. Read! You’ll absorb it. Then write. If it is good, you’ll find out. If it’s not, throw it out the window.” —William Faulkner
 
Absalom, Absalom! is Faulkner’s epic tale of Thomas Sutpen, an enigmatic stranger who comes to Jefferson, Mississippi, in the early 1830s to wrest his mansion out of the muddy bottoms of the north Mississippi wilderness. He was a man, Faulkner said, “who wanted sons and the sons destroyed him.”

内容(「BOOK」データベースより)

少年時代に受けた屈辱により、南部で人間として認められるには「土地と黒人と立派な家」を持たなければならないと思い知らされたサトペンは、その野望の達成に向けて邁進する。しかし最初の妻に黒人の血が混じっていることを知って捨てた報いにより、築き上げた家庭は内部から崩壊していく。小説表現の限界に挑みながら二十世紀文学の最先端を歩み続けたフォークナーの渾身の大作。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • ペーパーバック: 320ページ
  • 出版社: Vintage; Reissue版 (1991/1/30)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0679732187
  • ISBN-13: 978-0679732181
  • 発売日: 1991/1/30
  • 商品の寸法: 20.6 x 13.3 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 洋書 - 32,795位 (洋書のベストセラーを見る)
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書き出し
From a little after two weeks oclock until almost sundown of the long still hot weary dead September afternoon they sat in what Miss Coldfield still called the office because her father had called it that-a dim hot airless room with the blinds all closed and fastened for forty-three summers because when she was a girl someone had believed that light and moving air carried heat and that dark was always cooler, and which (as the sun shone fuller and fuller on that side of the house) became latticed with yellow slashes full of dust motes which Quentin thought of as being flecks of the dead old dried paint itself blown inward from the scaling blinds as wind might have blown them. 最初のページを読む
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tomomori トップ500レビュアー
形式:ペーパーバック
大学時代にどんなテーマの小説が好きかと友人に問われて「兄妹近親相姦って好きなのよね〜」とヨタを言ったら本書を是非にと薦められました。タイトルが気に入ってすぐに購入してみたのですが、忘れ難い小説です。何故ってこんなに摩訶不思議で難解な英語は見たことがない。どの文章もにわかには意味が頭にやって来ない。「ワタシは突然英語が分からなくなったのだろーか!?」と同じ文を何度も読み直し、途中から「よく分かんなくてもいーや」と開き直り、「が・頑張れば近親相姦が出てくるのね!」と汚れたココロで低次元のエネルギーをかき集めて読み続けました。
しかしながら、読了して「確かにそれらしいコトは出てきたのかな…」とボンヤリしたイメージばかり(トホホ)。こう文章が難解だと、自分がどれくらいきちんと筋を追えたのかいまひとつ自信がない。後に残ったのはイメージとか色彩とか空気のようなものばかりです。アメリカ南部の空気でしょうか。この空気は大変に惹きつけられるものがありますが…。テネシー・ウィリアムスは昔からよく読んでいて、「アメリカでも南部の作家とは合うのかな」という期待もあったのですが、フォークナーとなると、味わうにも障壁が高いですね。
しかし全体を満たすこの悲しみは何処から来ているのでしょう。フォークナーについては全く知らないので安易なコトは言えませんが、明治維新で幕府方についた先祖を持つ日本人の学者さんにフォークナーが「貴方なら私の気持ちが分かるだろう」と言ったというエピソードを遠い昔に読んだ記憶があるのですが…。
ともあれ、英文学部の学生さんとか英語で文学を読むのが趣味だとかフォークナーが大好きだとか、特別な意欲がある方でない限り、こういう作品は優れた翻訳で読んだ方がいいのではなかろうか、と私は愚考します。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:ペーパーバック
フォークナーの代表作とされるのが
「響きと怒り」とこの「アブサロム、アブサロム!」だろう。

難解な文章はこの作品でついに極まり、
非英語話者が解釈するには長い時間がかかるんじゃなかろうか。
かといって翻訳を通るのはあまりにも惜しい。
この原文に触れ、フォークナーが文学界で放ったとてつもない存在感を感じ取ってください。

それにしても、難しい。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
しかし、現在流通している日本語版「アブサロム、アブサロム!」は翻訳がよくできていると思う。それは「訳し方が間違っていない」というのではなく、ウィリアム・フォークナーが作り上げた「ヨクナパトーファ物語」の濃密な空間が描かれた小説のなかで、おそらくベストである本書の雰囲気を、日本の訳者はしっかりとらえているな、ということだ。
浅学非才の私でも、なんとか訳せそうなほど、わかりやすい英語で表現されている。そして、やはり密度が高く濃密であるな、と英語版を見て感じた。表現がいい意味で、ストレートである。無駄が一切ない。
と同時に感じるのは、本書を真に理解するには時間がいるな、ということ。ストレートな表現には間違いないが、この「ベスト・オブ・ヨクナパトーファ・サーガ」はやはり濃い。ヘヴィーなのだ。だが余計なノイズはあまりない。ウィリアム・フォークナーという人は、我々が思っている以上に完璧主義なのではないだろうか。ノイズがなくて、かつ色濃いからだ。
ガルシア=マルケスやバルガス=リョサが活躍し始めるのはフォークナー以後だ。彼らが南部アメリカ文芸にどれだけインスパイアされているのかはわからないが、ラテンアメリカ文芸からは、どこかフォークナーの影響も感じ取れる。おそらく、我々はいまだに、フォークナーを過小評価しているのではないだろうか。
では「アブサロム、アブサロム!」だが、この英語版はある程度、他の英文を読みなれている方にこそお勧めしたい。英語初心者向けではないと思う。先ほど、「浅学非才の私でも読める」とか書きましたが、それは私がある程度洋書を読んでいるから(私事で恐縮ですが)です。
この「アブサロム〜」の、人物間の愛憎劇に、ひょっとしたらうんざりしてしまうかもしれない。けどよく読んでみてください。この中のジェファソンで繰り広げられる物語の背景には、アメリカ南部の奴隷制があるのです。そこを押さえておくと読みやすいかも。NIGGERとかいう表現があたりまえのようにぽんぽん出てきますが、やはり・・・時代が時代なのです。奴隷制がなくなったあとも、ジェファソンには人種間の軋轢がなくなっていないのです。
このお値段ですから、気軽に手にとってください。面白いですよ。
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