ウッドストック世代にとって忘れられないインパクトを画面から発散させていた当時のサンタナはまさに「ドラッグ」「酒・女」的な不良な臭いがプンプンしていた魅力的なバンドでした。当時、これがロック?と言う評論家も沢山いたが、充分にロックいやそんな範疇をあっさり越えたバンドだった。その魅力はラテンパーカッションとマイク・シュリーブのリズム隊の織りなすリズムのうねり、サンタナのエモーショナルなギター、決してウマくなかったが味のあるボーカルetc.その全てが一体化した怪しいサウンドこそ「サンタナ」の魅力だったと思います。名曲「ソウル・サクリファイス」が入ったファースト。大ヒット曲「ブラック・マジックウーマン」など捨て曲なしの、このセカンド。ニール・ショーンとのギターバトルが戦慄を憶えたサードアルバム。孤高のトータルサウンドが美しい「キャラバン・サライ」この4枚が「サンタナ」のベストだと思う。その中でも、このセカンドがアルバムの構成・完成度からサンタナのベストアルバムと言っても過言でな無い!今のサンタナは、私的には別バンドです。電気を消した真っ黒な部屋で1曲目の「風は歌い,野獣は叫ぶ」を聞いてみて欲しい。そのパーカッションの美しさに絡むサンタナのギターのエロチックな叫び。ここで日常から遊離出来ます!後はめくるめく官能なサウンドの渦に巻き込まれます。これこそコンセプトアルバムです。おまけのライブテイクも暑いです!それと忘れてならないのはアルバムジャケットの美しい怪しさです。見事にサウンドを表現しています。