他の人も書かれてますが、どんな読者レベルを対象に書いているのか全く不明
AVR Studio のインストール方法(画面のスナップショット付き)とか半田付けの仕方とか、そーいうレベルから書き始めているので初心者対象かと思いきや、各ピンの動作や割り込みに関する概念とかなしに、いきなり回路図とソースブログラムが始まります。初級者ゾーンを飛び越えて、いきなり中級者ゾーンに入ります。
「AVRの仕様」として 168 と 26L とが各1ページ出てますが、データシートのコピーで掘り下げた記述はありません。
せめて、この2つのチップの掘り下げた使い方だけで最低で10ページは確保してほしかった。AVR Studio のインストール方法とか半田付けの方法とか回路図における部品の表記方法(抵抗とは・・コンデンサとは・・・)の説明なんて要らないので・・・
1ピン PC6/PCINT14/~RESET
2ピン PD0/PCINT16/RXD ← なんで1つのピンに3つも機能があるの?ってのが初心者の素朴な疑問なはず
AVR Studio のインストールが終わった次に「ストップウォッチを作る」が出てきますが、肝心のLCDの制御の仕方とか全くなし。
本当に理解したい人は、回路図とソースをみて、これでLCDが動く原理を逆解析しないといけません。
インターネットの検索エンジンを使って逆解析していくうちに、動く原理が習得できるかもしれませんが、そういうアプローチであれば、わざわざ本を買う必要性がなくなります。
MP3を再生させたり無線を使ったりロボットを作ったりと、どれも、回路図とサンプルソースだけで、それ以上は何もありません。
シリアル通信は、ICに付いてるUART使わずに、いきなりソフトシリアル(手動でスタートビット立てて同期取り)やろうとしてます。
普通に、ちょっとあり得ないと思います。
どれも回路図は8割は同一なのに、全てで同じ回路図を再掲したり、と手間を掛けずにページ数を増やす試みが感じらます。
どうして動くのか分からないけど、書かれたどおりに作ったら、なんかすごそうなものが出来ちゃった、って系にはお勧めかもしれませんが、動作するカラクリを学ぶには不適切です。
昔あったパソコン雑誌で言うところのベーマガに近い雰囲気かなと思います。
(あれはあれで定期購読していれば、初心者むけ解説のページもあったりで、トータルとして必要な情報は揃ってましたが)
最初に書いたように、こんな本のサンプル回路図とソースをインターネットの検索エンジン使いながら逆解析させられることを考えると、まともな参考本を買った方がいいと思います。
既にPICを使ってる人に向けて、AVRならこうやります」っていう風なら、多少は参考になるページがあるかもしれませんが。