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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)
 
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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫) [文庫]

田中 ロミオ , mebae
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (37件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ウェルカム、妄想戦士!?
その日。宿題を忘れた俺は、夜半に忍び込んだ学校で彼女と出会った。
教室に向かう階段の踊り場。冷たい月の光のスポットライトを浴び、闇を見据えている少女。美しい――。
そこには、人を惹き付けるオーラを放つ青の魔女がいた。……いや待て、冗談じゃない。妄想はやめた。
俺は高校デビューに成功したんだ! そのはずだったのに、この妄想女はッ! 「情報体の干渉は、プロテクトを持たない現象界人には
防ぐことはできない」「何いってんだかわかんねーよ」実はだいたい理解できていた。
田中ロミオ、学園ラブコメに挑む――!?

内容(「BOOK」データベースより)

その日。教科書を忘れた俺は、夜半に忍び込んだ学校で彼女と出会った。教室に向かう階段の踊り場。冷たい月の光のスポットライトを浴び、闇を見据えている少女。美しい―。そこには、人を惹き付けるオーラを放つ青の魔女がいた。…いや待て、冗談じゃない。妄想はやめた。俺は高校デビューに成功したんだ!そのはずだったのに、この妄想女はッ!「情報体の干渉は、プロテクトを持たない現象界人には防ぐことはできない」「何いってんだかわかんねーよ」実はだいたい理解できていた。田中ロミオ、学園ラブコメに挑む。

登録情報

  • 文庫: 360ページ
  • 出版社: 小学館 (2008/7/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 409451080X
  • ISBN-13: 978-4094510805
  • 発売日: 2008/7/19
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (37件のカスタマーレビュー)
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62 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ねじれ系青春小説の傑作, 2008/9/13
By 
レビュー対象商品: AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫) (文庫)
ノベルゲームのライターとして注目を集め、小説デビュー作「人類は衰退しました」も評価の高い田中ロミオの1巻完結の新作。

本作は真正面から「妄想戦士」について書かれた物語です。「妄想戦士」とは作中で主人公がつける名称で、自らの妄想設定に没入して架空のキャラクターなりきってしまう、多くは思春期の少年少女にみられる現象を指します(主にネット内では「邪気眼」というジャーゴンでもよばれます)。

序盤に普通の学園ファンタジーと錯覚させるプロットのひねくれ方、重度の「妄想戦士」であるヒロインの奇怪な言動に振り回される主人公というねじれたラブコメ演出、ヒロイン含む「妄想戦士」が垂れ流すMy設定の痛々しさなどモチーフの奇抜さを十分に活かしてコメディ的なストーリーが進みます。
同時に「学校」という場所のある種の残酷さを独特のリアリティで描きだし、主人公は学校内カーストについて饒舌に語り、教室内の異物であるヒロインに排除の圧力がかかる様子に心を痛め、世界に適応しようとしないヒロインにいらだちをぶつけます。

物語のラストで主人公がヒロインを「こっちの世界」に残るよう説得するためにとった手段に、私は自分でもちょっと驚くくらいに心を動かされてしまいました。客観的にみれば無様で、愚かで、気持ちの悪い行動をとりながら、教条的なほどにストレートに自分の気持ちを訴える主人公。アンリアルな道具立てを用いるからこそ「奇跡」を美しく描き出す手際はお見事です。
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44 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高, 2008/8/18
レビュー対象商品: AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫) (文庫)
「衰退しました」はゲームユーザーからロミオファンになった自分には、
正直初めはとまどいましたが、こちらはお得意の学園ものです。
なのに始まりがファンタジーなのでビクビクしながら読み進めてしまいました。
しかし「衰退」同様、あにはからんや。

自分は邪気眼だった過去はありませんが、
ひとりよがりな悩み多き多感な時期を過ごした人は多いはず。
そんなしょっぱい時代を持つ人全員に薦められる作品です。
ギャルだってかまってちゃんだってDQNだってレイヤーだって痛さは一緒。
要はその痛さに気づくか気づかないかという違いだけしかない。
(ただ、この本はその痛さを否定しているどころか許容しているとすら思う。大人だなあ。)

主人公がその100年くらいたたないと笑い話にもできない痛さを
一足飛びに駆け抜けていくのが気持ちよく潔く・・。
物語の収束の仕方は圧巻としか言いようがない。
眼前にラストの光景が浮かんだ時に、さすが餅は餅屋と思ってしまいました。

これは大人のためのジュブナイル本です。
今まさに痛みを持ってる人には直視するのがちょっときついかもしれないですね。
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26 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 その潔さに、なんだかあこがれちゃう。, 2008/8/2
By 
リキテン (千葉) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫) (文庫)
田中ロミオの学園ファンタジー。
主人公の佐藤一郎は高校デビューに成功した。友人をつくり、忌まわしき過去からの脱却に成功したのだ。しかし、夜の学校で謎の美少女と出会ったことから彼の転落人生がスタートしたのだった。

ていうふうに書くとありきたりだなぁと思うだろう。
実際、美少女と出会う→巻き込まれる→なんやかんやで行動を共にするというセオリーを見事に踏襲してぽかーんとさせてくれたのは事実。だが実態はひとりの少年が自分に正直になるべきか、それとも皆に合わせて平穏無事に生活するかを度重なる苦難を乗り越え、自分の答えを導きだすというお話です(ちょっとおおげさ)。
佐藤の苦難というのが、クラスメートの半数はなぜかファンタジーRPGのキャラクターになりきっており、何があっても自分に課せられた設定を貫き通すというモノ。そういう人々は普通の人から見れば変なのだが「フハハ!そんなに知りたくば教えてやろう」「なに、貴様があの噂の!」「地底からか・・どうりでな・・フフフ」というセリフを真顔でしゃべる姿に笑えてしまうのが不思議である。
クライマックスの佐藤が全てを捨てて走り抜けるシーンはちょっと感動。
そして最後にどりせん(担任のあだ名)がやってくれました!どりせんは愛すべきキャラクターです(笑)。

田中ロミオが意図したのかはわからないが社会問題と学園モノを巧く絡めた作品だと思う。
人が恥も外聞も捨てたら一体どうなるのか。
それを見せた佐藤に、ちょっとあこがれた。
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