本書は、アスキーやLog in編集部に在籍したジャーナリストの丸子氏が書いた本です。
本書は具体例が豊富で、取り上げ方が丁寧で、読み物として面白く読める本です。著者の丸子氏の書きぶりは、PC関係雑誌での前歴を思わせます。
本書に興味を持ってもらうために、本書で紹介されているAR活用実例のうちのいくつか紹介します。
まずは、経産省の実証実験として行われた「ぷらっとPlat@まつやま」。このプロジェクトは、松山市内の観光名所をリアルタイムに表示する観光ガイドアプリケーションです。
次に、家具メーカーのIKEAが配布している「ARに対応したIKEA Augmented Catalogue」。このソフトを使えば、実際の部屋に家具を重ね合わせて配置してiPhoneを通して見ることができます。
最後に、「ブラタモリ提供プラアプリ」このサービスは2010年3月で提供が終了していますが、番組放送後に毎回タモリが行った街のスポット情報を表示できるというものでした。
さらに巻末には、「すぐに体験できるARサービス一覧」として、ラブプラス、TravelCameraAR、AR風水ナビなどの面白いサービスが紹介されていますので、AR体験として試してみるのも面白いでしょう。
なお、本書に紹介されているAugmented (hyper) Realityは、将来ARが実用化されたときに実生活がどのように変わるのかを見せて入れる大変面白い映像です。是非一度見てみてください。