映画「ALWAYS 三丁目の夕日」そして「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を映画館で見て、かつDVDを購入したファンの一人です。
もう4年ほど前のことになりますが、映画を観終わってすぐに本書を購入し、あっという間に読みました。レビューをしていないのに最近気付き改めて読み直しました。心温まるノベライズ小説ですし、ここに描かれている「三丁目ワールド」こそ今日本に必要な温かさではないでしょうか。本書は、原作である西岸良平氏のマンガを下敷きにしながら、映画の一部分も採りこみながら少し別のコンセプトで小説として発表されたものです。
マンガの原作も30年前から読んでいますので、この小説は楽しめました。もっとも映画を見てファンなった人にとって、六さんが男として登場するあたりは少し違和感があるかも知れません。
本書は、冒頭のはじめにでも書かれていますが、昭和34年4月から3月までの12ヵ月分の短篇で綴られています。四季折々の心温まるエピソードの連続で、どのお話も20数ページで完結しますので、読みやすいのは確かです。
また7月のキンさん、9月の宅間先生、3月の茶川竜之介と川渕康成のお話は、映画のエピソードやストーリーとして使われていますので、読まれてもワクワクされると思います。
ほのぼのとした温かさは、原作のマンガや映画から受け取られる雰囲気の通りですので、関心のある方はご一読を。