最初に申し上げますが、映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」を鑑賞予定の方は、必ず、映画を先に見てからこの本をお読み下さい。映画を見てからこの本を読み、改めて映画館に足を運ぶ、もしくはDVDやブルーレイディスク化されたら家で観る、というのが正しい順序です。
本作品をまず行きつけのシネコンで2Dで観ました。シネコンの一番大きなシアターで、普通は有り得ないくらいたくさん人が入っていました。満足したので本書ともう一冊
ALWAYS 三丁目の夕日’64 (小学館文庫) を購入して読破し、映画の背景を良く理解した上で、今度は3Dで観ました。私は眼鏡をかけているので3Dは敬遠していたのですが、行きつけのシネコンが、偏光レンズを使用した、使い捨ての軽量タイプの3Dメガネを使う3D装置を導入していると分ったからです。
この映画を2Dでだけ観た方は、ぜひ3Dで再度鑑賞なさることをお勧めします。3Dで観ないと「完全な感動」は味わえません。3Dで鑑賞した時の方が、客席の反応が明らかに違い、「ALWAYS 三丁目の夕日」第2作で描写された、ロクちゃんが友達と石原裕次郎の映画を見に行くシーンのように、「皆が一緒にハンカチで涙をぬぐい、皆が一緒に笑う」ことを味わえました。この映画は邦画ですから洋画のような無駄に長いエンドロールではないですが、全て終わってシアター内が明るくなるまで、席を立つ人がほぼ皆無、というのもこの作品ならではでしょうか。結局、2Dを1回、3Dを3回の計4回、シネコンで鑑賞しました。それでも感動が薄れないという希有な映画です。
さて、ここからは「この本の話」となります。映画のノベライズ作品は比較的好きで、感銘を受けた映画については結構買っておりますが、この本はその中でも出色の出来映えです。映画の「2時間〜3時間」という厳しい時間制限の中では表現しきれなかったことが「ロクちゃんの恋」に的を絞って、より掘り下げて書いてあります。なお、この本は「小学館ジュニアシネマ文庫」の一冊ですが、大人が読んで十分に楽しめる一冊です。小学生でも無理なく読めるように「総ルビ」になっているだけで、ページ数や本の価格に対する「文字数」も適正です。ロクちゃん(堀北真希さん)のカラー写真がたくさん入っていて、ビジュアル的にも楽しめます。写真ページの紙質が良いので、写真がとても綺麗です。大人の「ALWAYS」ファンの方、ロクちゃんファン(真希ちゃんファン)の方も安心してお買い求め下さい。
総合的に、とても満足度が高い本です。お勧めです!
映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」については、ノベライズ作品がもう一種類
ALWAYS 三丁目の夕日’64 (小学館文庫) として出ております。私は両方買ったのですが、本作品が「ロクちゃんの恋」に焦点を当てた内容、
ALWAYS 三丁目の夕日’64 (小学館文庫)は「茶川家」に焦点を当てた内容であり、重なる部分が少ないので、その点も心配要りません。