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5つ星のうち 5.0
誰でも親しめる,
By 星間分子 "星間分子" (埼玉県八潮市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ALMA電波望遠鏡 (ちくまプリマー新書) (新書)
電波天文学の基本概念から最近のトピックまで、誰でもわかるようにまとめられている。その一方で、サイエンスにおける大型プロジェクトの進行という研究者にとっても興味深い内容が盛り込まれている。カラー写真がふんだんに盛り込まれ、きれいである。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
分かり易い全波長の天文の入門書,
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レビュー対象商品: ALMA電波望遠鏡 (ちくまプリマー新書) (新書)
アンデスの標高5000mの高地に日米欧で建設が進められている巨大電波望遠鏡群と電波天文学中心とした天文学およびその為の設備についての大変分かりやすい解説書である。ハワイのマウナケア山頂には日本の誇る光学望遠鏡すばるがある。この建設物語はかって国立天文台長であった小平桂一先生の「宇宙の果てまで」に詳しい。予算獲得の秘話、海外に国有財産を設置するという制度面や技術的な多くのブレークスルーなど多くの感動物語があった。 このアルマ計画は更に規模が大きくなり、国際共同の枠組みの中で建設が進められ筆者の苦労も並大抵ではなかったと思われるが、新書という制約か、そういった人間的な面がそれほど詳しく書かれている訳ではない。野辺山の電波望遠鏡、すばる、そしてアルマと、過って後進であった日本も先生方の努力によっていつの間にか世界の天文学をリードする立場になっている様子もサラーっと書かれていて、何より全波長の天文学に関する入門書、解説書になっている点が特徴と言える。多くの人々の協働の上に成り立っているのだろうが、苦労を分かち合った多くの人達の顔まではこの本ではあまり見えないが、そういう感動物語もまた完成の暁には望まれる。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
キノコの群生のような,
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レビュー対象商品: ALMA電波望遠鏡 (ちくまプリマー新書) (新書)
どことなくユーモラスにみえる、きのこの群生のような、南米チリはアタカマ砂漠のALMA電波望遠鏡。カラー写真がたくさん入った本書は、その日米欧の共同プロジェクトに当初から携わってきた石黒博士による、中高生向けの概説書、という体裁になっている。光線よりは波長が長く、しかし電波のなかではそれが短いミリ波、サブミリ波を高精度でとらえるこの望遠鏡の由来、仕組み、可能性について、できる範囲で分かりやすく解説したもので、一部、難解な箇所もあったが、全体としてはたいへんに面白く読むことができた。現代の天文学には、数学および化学の知識が不可欠、ということが理解できただけでも、収穫(当たり前かもしれないが)。
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