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5つ星のうち 5.0
さらに★をあげたいくらい, 2006/4/13
レビュー対象商品: AIR 1 初回限定版 [DVD] (DVD)
今までやった唯一のギャルゲー、そして唯一購入したアニメDVDがこのAIRです。
自分としてはゲームよりも感動しました。(ゲームも泣きましたが)
とにかく無駄なシーンが一切存在しない。全てのシーンに意味が込められています。
4クール分の某種アニメよりも中身が詰まっている。
多少展開が駆け足ですが、むしろ私は好印象です。
大事なシーンはしっかり描かれていますし、これなら原作のような中だるみもありませんから。
作画、演出は神の領域といっても過言ではないでしょう。
「これこそがジャパニメーションか!」と思いました。日本の技術ってハンパじゃないんですね。
実写より美しい(?)背景や細かい人の動きや表情…
まさにドンピシャで流れる音楽…
何もかもが今まで見たアニメを凌駕してます。
何というか、これからこのアニメと比較される様々なアニメが不憫でなりません…
壮大なストーリーの中、最も小さな単位の愛「家族愛」を教えてくれる人間ドラマ、それがAIRです。
たかがギャルゲー?萌えアニメ?
そんなジャンル分けなんてAIRの前では単なる無知。
37 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あの夏よ、いま一度…, 2005/1/16
レビュー対象商品: AIR 1 初回限定版 [DVD] (DVD)
今年度No.1の期待作、いよいよ登場。
その丁寧な作りは、原作ファンはおろか知らない方も十分に楽しめるはず。1,2話ともにレベルの高い作画で、細かい内容は何度見ても飽きません。
旅の青年が海辺の町で出会ったふしぎな少女
彼女は青年が求める「翼を持つ少女」なのか――
今後の展開に期待してます。
48 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いつか見た風景, 2006/6/17
レビュー対象商品: AIR 1 初回限定版 [DVD] (DVD)
本作の表現は、すべて一つの方向に向いている。
主題歌:ノスタルジックで、どこか遠い過去の夏休みを思わせる楽曲。
背景美術:強い日差しと、陶然とするほど青い空。そして荘厳な夕焼け。
舞台:所在がどこかあいまいな町。通行人がなくゴーストタウンのよう。
キャラ:エキセントリックで主観的で、よく喋るヒロインたち。見た目よりだいぶ精神的に幼い感じの子が多い。
こういった特徴を「リアルじゃない」「社会性が感じられない」と批判する意見もよく耳にするのだけれど、僕の考えは少し違う。
これは、「子供の頃見ていた世界」そのものだ、という気がする。
あのころは、世界は確実に今より輝いていたし、空は眩しいほど青かったし、友達や家族以外の人は目に入らなかったし、そして自分自身エキセントリックでひどく主観的だった。
そして、本作のメインヒロイン、神尾観鈴はまさに「子供のような少女」である。
主人公・国崎往人や、母親である神尾晴子など、縁ある人はとても大事にするが、学校という「社会」では浮いた存在である。
(本作の美しすぎるまでに美しい背景美術は、「観鈴の視点から見た世界」ではないかと考えている)
本作は、ギャルゲーというアングラなメディアを出自としながらも、とてもピュアで真っ直ぐな人間愛、個々の絆の強さを謳いあげる異色作である。
各キャラクターにとって、「自分と○○」「自分と△△」という個々の人間関係が世界のすべてであり、それは社会的立場や生活上の要請に左右されない、一切の妥協を排したピュアなものである。
それを青臭いと嗤うことは容易いが、できれば余人のいない視聴環境で、本作と1対1で向き合って欲しい。そうすれば、かつて誰もが持っていた、切ないまでに誰かを思う強い気持ち、胸に溢れる豊かで温かな感情が、呼び覚まされるかも知れないのだから。