AIKaって実に不思議なアニメだと思う。
観るものを惹きつける怒涛のストーリー展開があるわけでも、超絶的な動画力で魅せるわけでもない。
逆に伏線が消化不良だったり、話の盛り上がりが不足気味だったり。それでも時々、無性に見返した
くなってDVDをセットしてしまう。多分、執拗なまでに繰り返されるファンタジア伝統のサービスショット
に加えて、MiG−21(VTOL発進する!)やMiG−25、アントノフAn−22、デハヴィランド・ヴァンパ
イア(!)といったマイナー系の戦闘機・輸送機の活躍にみられるような『スタッフがやりたいこと全部
詰め込みました』というポジティブな暴走が好感を呼ぶのだと思います。
で、本書はその公式ファンブックです。
初代から『VIRGIN MISSION』『ZERO』までのイラスト、設定資料が大量掲載されています。どれもこ
れもパンチラばっかりです。書き下ろしの表紙イラストは帯装着状態で着衣、帯を取ると下着、カバー
を外すと裸になるという素敵な仕様。しかも外したカバーの裏側にはこれまたあられもない恰好の藍華
のイラスト。もう本当にスタッフは病気としか言いようがないな!(本を凝視しながら)
他にも、声優さんやメインスタッフのインタビュー、絵コンテ(一部)などもあり、ファンブックとしては中々
充実の内容です。また『世界の駄っ作機』でお馴染の軍事評論家・岡部いさく氏が『駄っ作機・出張版』
としてMiG−21とヴァンパイアを取り上げていますので、岡部氏のファンも注目です。岡部ファンや航空
機ファンが買うには、少々勇気のいる表紙ではありますが・・・(笑)