AIの概要を知りたいだけでしたら本書でもいいのですが、
実際に企業・組織での利用を検討するのであれば本書はほとんど役に立ちません。
AIを詳しく知りたいのであれば、
本書でも紹介されている「ポジティブ・チェンジ(The Power of Appreciative Inquiry)」を読んだほうが役に立つと思います。
あと、解説に気になる一説があります。
「年功序列型の組織で勤続年数が長い順に発言が許される場合、(中略)人は自由に意見して理想を描くことができる」
著者本人のコメントとのことですが、本当にそうであれば、
著者は経営と組織についてよく分かっていないと言わざるを得ませんし、AIそのものの効果も疑わざるを得ません。
先に「ポジティブ・チェンジ」を読んでいたので、AIの狙いそのものには賛同できますが、
本書への評価は低くせざるを得ません。