2月にリリースされたフルアルバム「Invade」に続く、Jeaklbの5曲入りミニ・アルバム。インディーズ時代の楽曲を含め、作品を発表する毎に新たな要素、実験的なアイディアを取り入れ音楽的に進化を続けているJealkbであるが、特にシングル「makemagic」以降の作品は、以前にはなかったアイディアが大胆に添加され急速な音楽的変化が伺えた。そして今回のミニ・アルバムにおいても、これまで培った音楽性を踏まえつつも、更に前進したサウンドを展開している。
テクノ調のデジタル音をバンド・サウンドにブレンドした「AGAINST」、アグレッシヴで疾走感に満ちた楽曲に、ユニークな歌詞がラップで乗る「jealize」はJealkbのライヴやファンの事を歌った内容。スカ調のリズム・ギターの刻みを中心とする「虚無感狂想曲」は、ポップでキャッチーな曲。続く「silhouette」は8ビートのロック・ナンバーにポップな歌メロが乗る楽曲。「jealize」のようなハードな曲は勿論、こういったポップな側面もJealkbが持つ魅力のひとつだ。アコースティックな冒頭から、壮大な雰囲気に発展する「虹の橋」も素晴らしい。
付属のDVDには「鳥薔薇ノ空」ツアーより、赤坂BLITZ公演時の映像を収録。「Invade」に従ツアーである為、そのアルバム収録曲を中心に演奏している。前作に引き続き、これまた単独のライヴDVDで商品化できそうなクオリティとヴォリュームの内容で、こういった映像類を惜しげも無く特典としてファンに提供するバンドの姿勢は、ありがたい限りである。