キットはフラッグを踏襲しているものの、完全に新規ランナーとなっており、
構成は、ポリパーツなしのランナー3枚、うちABS1枚。
ABSパーツは主要関節部、腹と下腕の黒い部分、ライフルのブレード部、同グリップです。
パーツ保持力向上の工夫が、あちこちに見られます。
プロポーションも、上半身にボリュームがあるおかげで、自分がフラッグの時に感じた
「なんか細くて、足がひょろ長い」という違和感もありませんでした。かなりカッコイイ。
飛行形態もまとまってて良いです。顔が丸見えなのでちょっとマヌケですが。
特筆すべきは頭部で、変形機構のおかげでほぼ真上を向くことができます。
フェイス部分もちゃんとクリアーで(スモークカラー)、なんと「目」のモールドまで彫られてます。
オプションも豊富。ミサイルランチャーは「ところがぎっちょん!」で有名なあのシーンで使用したもの。
青色が出る以前、なぜこっちを先に出したか、バンダイさんに問い合わせたところ
「よりサーシェスのイメージを彷彿とさせるものを選んだ」からだそうで。
平手はフラッグとデザイン&ジョイントの径が違うので、移植には要改造。
手首はどれも黒単色なので塗装が要ります。(シールは付いてます)
エンジンは全て独立可動、ウイングは後ハメで、挟み込むこともないのでかなり組み立てやすいです。
上半身のウイングは180°動きますが、下半身のウイングは一切折りたたむことができません。
塗装を頑張ってやれば、かなり完成度の高いキットだと思います。個人的に残念だったのは、
膝が90°しか曲がらないこと。ティエレンのような重MSなら気になりませんが、
細身で、空を駆け巡るイメージがあるだけに、膝はより深く曲がったほうがカッコイイと思うので。
変形機構やデザインの制約もあるかと思いますが、ここは頑張ってほしいところです。
※説明書にパイロット、サーシェスの紹介文があるのですが、えらいネタバレになっているので、
本編未見の人は注意。