IOSYSのエレクトロ・ポップ・ロックユニット、アルバトロシクスの7th。オリジナルとしては前作『MERGE THE STRAWBERRY!』の過去曲のリミックス集を除けば6作目にあたる。
今回もお馴染みのメンバー(miko、ARM、quim、夕野ヨシミ、カギ)で相変わらずこれでもかと云わんばかりの自由度の高い軽快なエレクトリックサウンドをメインとして愉快で電波的なポジティブ精神とエモーショナルさを掛け合わせmikoとquim/ARMのVoで弾け飛ばしている。
サウンド面はいつも通りで所々メジャー性を意識したような箇所も聴け、これまでのように安定感を持ちつつもサビの爽快なコーラス曲#3、ダークチックな#7、中毒性の高い変態曲#9は中々凝った内容。
一部、男性陣の歌唱面にまだ難があり、#3等の力み過ぎや無理な張り上げ感は明らかに説得不足で曲によりそう感じる点と逆に感じない点との差が統一的に一定しないのが少々マイナス。
全体的に今までと大きく差をつけるような事はしていないので今作もアルバトロシクスの"様々な面で楽しむ事が何より大事な"と思わせる一枚だ。