アアルト建築には、生命の息づかいが感じられる。
そこに住む人の生活や、その場所の光や風、温度・湿度まで感じられるようだ。
特に光の使い方が素晴らしく見ているだけでも癒されてしまう。
また、日本建築の影響が感じられるところも懐かしさを感じる要因になっていると思う。
フィンランドの自然環境の素晴らしさも特筆すべきだろう。
建築は、誰のためにあるのか。何を目指すべきなのか。その答えがここにある。
ディテール図面がもう少し充実していれば嬉しかったが、写真・編集も素晴らしく、間違いなくお勧めです。
同じ著者の「カーサ・バラガン」も所有していますが、こちらも素晴らしい。
アアルトとバラガンは、対極にある建築家のように思いますが、根本的な部分で同じものを感じます。
この2冊は、私にとって宝石箱であり、希望です。