数年来、本シリーズの質の低下を感じていましたが、
イタリア編はあまりに出来が酷すぎます。
具体的な点をあげると、
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ローマの市街地詳細地図、
連続する次の地図へ誘導する頁番号が尽く間違っています。
続く頁を追って参照し、つながる道を探しては混乱し、
また市内全図から調べなおし、を繰り返さなければなりません。
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本書中に 空港行きの特急、切符の「車内購入は12ユーロ」、と
記述してあったため、切符を買わずに乗り込んだところ、
罰金 50ユーロ 徴収されました。
車内精算罰金化については【ローマ編】のネット正誤表には
ずっと以前の日付で記載があったことから、
「歩き方」としては把握していたにもかかわらず【イタリア編】では
最低限の対応さえとっていなかったことになります。
(出発直前に入手する方もいるのに、ネットの正誤表を前提とすること自体、
出版社の甘えです)
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多数の博物館、美術館の定休日、開閉館時間が間違っています。
(ナポリ、ローマで複数回予定の変更を余儀なくされました
バチカン博物館の間違いは、数時間の行列がかかわることから
時間を有効に使いたい人にとっては致命的です。)
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フォロロマーノは記載に反して「無料」では入場できません。
間違いや古い情報は他にも多すぎて書ききれませんが、
訪れる場所毎に必ず落とし穴が待ち構えています。
10年前の版ではこのようなことはありませんでした。
知名度と口コミの蓄積に依存しすぎ、旅行ガイドとして一番重要な
公式情報にあたる/自分の足で取材する
という部分を蔑ろにしているのではないでしょうか。
本書は、あと半年〜1年間も売られ続けるのでしょうが、
かくも多くの陳腐化した情報で構成されている本書は、
もはやガイドの態をなしていないといっても過言ではないと思います。
複数冊比較したのですが、本書ほど知名度はない、後発の類書の方が
情報の確度はもちろん、案内としてもより優れています。
特に自分の足で歩く方々には、強く別の選択肢をお勧めします。