ついにAIRが壁を突き破ってくれた。
よけいな音のしない最高のロックアルバム!
独特な透明感があるが荒削りだった初期の頃、
かっこいいサウンドながらクールすぎた3〜5thの頃、
それが前作 MY WAYでいい感じで融合してきたため 今回は非常に楽しみにしていた。
しかし その期待をこんな形で裏切られるとは思わなかった。
届けられた作品は、想像の遥か高みに昇華され、素晴らしい世界が完成されている。
ショーの幕開けを『Greeting From K』で宣言し、『We Can Sing A Song』の軽快なリズムで世界に引き込むと、最後の『Sleep well』まで一気に駆け抜ける。
その全部のクオリティが高く、かつ 似通わず個性がくっきりしているので飽きがこない。もちろん 捨て曲なんてものは存在しない。
特に、完成度が高いのは『ポテト』。
音楽が好きな人は、誰しもが一度は感じることではないだろうか。
こんなにさりげなく沁みるように伝えるとは、脱帽ものである。
お気に入りは『海へ行く』。
海へいくと感じる、あの何もかも忘れさせてくれるような雰囲気を、出かけ始めの妙に高揚した気持ちも含めて、絶妙に表現してくれる。
この夏のサマーソングにぴったり。
まだ、桜が咲いているのに、夏が待ち遠しくなり わくわくしてくる。
発売より約半年が経つが、まだヘビーローテーションで週1回は聴いている。
全てのロックファンに ぜひ一度は試してもらいたい名盤である。