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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代的問題を鋭く突く、萩尾 望都 の視点,
By カスタマー
レビュー対象商品: A-A’ (小学館文庫) (文庫)
一角獣種(といっても頭に角があるわけではなく頭に盛り上がった部分があり、そこの髪が赤い)のヒロイン、アディ(A)は未開の惑星プロキシマの研究中に事故死し、そのクローン(A')が再生されてコンピューター・プロデュースの仕事を続行する。アディのオリジナル(A)に恋していたレグはクローンにオリジナルに対するような愛情を抱けない、いや、抱いているのかもしれないが、レグとの記憶のないクローンに身を引き裂かれるような感情を抱いてしまわざるを得ない。クローン羊ドリーの誕生や、理論的に人のクローンを作ることが可能となってしまった現在、科学が抱える問題を作品化(=SF)すると言う野心的な作品であるが、なんといっても萩尾 望都が一番描きたかったのは、やはり深い人間愛である。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一角獣種の魅力。,
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レビュー対象商品: A-A’ (小学館文庫) (文庫)
21世紀初頭、宇宙航行のために開発された遺伝変異種の一角獣種。今はごくたまに隔世遺伝で現れるが、視聴覚範囲が人間とは少しずれている、ストレスに弱く拒食症にかかりやすい(しかし本人は自覚がなく餓死しやすい)、感情表現が乏しいなど、人間との意思疎通に支障が出ることが多い。4つの作品に3人の一角獣種が出てくるが、この一角獣種という存在に、自分はとても魅力を感じる。買った当時も今も、変わらず愛読している1冊。
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