長かった海星編も、とうとう9巻にて終結しました。
後書きで、タイトルにも付けられている9にちなみ、9巻には大きな山場がはまってくれればと、作者の葉山さんが語られていたとおり、この海星編は大きな転換期の様な位置づけになっと思えます。
この9Sと言う物語は、各所に伏線が張られ、その巻にて回収されるモノもあれば、次巻以降に回収されるものもあり、さらには最初から張られてた伏線が最後まで続くのもあるでしょう。
この9巻においても、いくつかの伏線が新たに張られたり、回収されたりしました。
舞台を去らなければならない登場人物は去り、新たな関係を築いた人たちがいました。風間(ファーストとサード)、マモンの今後もそうですが、その中でも由宇と闘真の関係が、一番の展開を見せました。
今後の展開は、その二人の過去と存在についての物語が中心になっていくのでしょうね。それはつまり、真目と峰島家との因縁など、9Sの根幹に繋がる伏線の回収に向かって物語りが動くと言うわけですが、この海星編がそのきっかけになっているのが、物語の妙となっている点で見逃せません。
まあ、深海2200メートルから脱出する際の方法とか、ちょっと無理っぽい感じもありましたが、逆転に継ぐ逆転の展開は、やはり9Sっぽくて良かったと思います。
これからの9Sも、見逃せません。