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99通のラブレター
 
 

99通のラブレター [単行本]

吉野 万理子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

届いていますか。
たった1度だけでもいい。
どうか、こたえて……。
京王線に息づく男女の現在、よみがえる過去――。
上京し、下高井戸に住む眞夕子は、恋人・涼の事故を知る。
病室で眠りつづける涼に、眞夕子は、日々の出来事をラブレターにして懸命に語りかける。
編集プロダクションに勤め、路線別のガイドブック制作をしながら、涼を看病する眞夕子。
そんなある時、涼の家族から涼の意外なメッセージを聞かされて、眞夕子は、大きな悲しみと向き合うことになるのだった。
悲しみを抱えたまま眞夕子が、ふと立ち寄った書店で目にしたのは、名前も知らない出版社の絵本だった。
その絵本によって親交をもつようになった書店員・朋子とのやり取りの中から、眞夕子は、思いもかけない涼の一面を知ることになるのだが……。
愛するただひとりに贈る真珠色のラブ・ストーリー。

内容(「BOOK」データベースより)

京王線に息づく男女の現在、よみがえる過去―。不慮の事故に遭い眠りつづける恋人・涼に、眞夕子が書きつづけたラブレター。愛するただひとりに贈る真珠色のラブ・ストーリー。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/12/22)
  • ISBN-10: 4569775012
  • ISBN-13: 978-4569775012
  • 発売日: 2009/12/22
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 822,677位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
突然の事故で意識不明の状態になり、病院のベッドでこんこんと眠り続ける男性と、毎日欠かすことなく彼に語りかける恋人。そんなふたりをめぐる、京王線沿線を舞台にしたラブストーリー。

……ということなのだが、残念ながら京王線沿線の住人ではない自分には、今ひとつ舞台のイメージがつかめなかった。京王線を使っている人には「わかるわかる!」という感じなのかもしれないけど「下高井戸」と言われても、ちょっと……。
まあ、そこは個人的な事情なので、作品のよしあしとは関係ないところ。

なので、京王線とからは感情移入しづらい自分としては、登場人物に期待したいところなのだが、これまた残念ながら、主人公がどうしてそこまで恋人のことを思っているのか、自分にはよくわからず。また、その他登場人物たちの動きも「なんでそこまで?」的な感もあったり。もう少し、人間関係・描写などなど、納得させてほしかった。

ストーリーの展開はすばらしいアイディアに富んでいるだけに、人物や背景の設定などの土台のゆるさが残念な印象の1冊。

と、本編に関してはそんな感じなのだが、実は本書の中で秀逸なのが、作中に登場する、作中作(?)としての2つの絵本のストーリー! 苦労して本編を書かれた著者には失礼だと思うが、絵本の部分だけでも十分に価値がある。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないけど、特に2番目の話は涙なくしては読めない(電車の中で読んでいたので、さすがに泣かなかったけど)。このまま本当に、この話の絵本を作ってほしいと思ったほど。というか、もし作ってくれたら、絶対に買います。
そんなわけで、この絵本化に期待して星5つ! 著者には、今度はぜひ、大人向けの絵本を書いてほしいなあ。
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