題名買いした本ですが、そんな動機の割には良かったです。
これは冷めた言い方をすれば、涙を誘う短編集といったところでしょうか。
私もこれらのお話の中で何編かぐっときてしまったものがありました。
友人に貸したら、電車の中で読んではいけなかった(涙)と言っていました。
私はこの本を読んでまず思ったのは、人は未来ではなく、過去に涙することが多いんだな、と思いました。
あの時、こうしていれば、あぁしていればという後悔が混ざったような時、自分が出来たはずのことを怠慢でせず、気づいた時には時すでに遅し、といったようなとき。。。
この中の1つに犬と主人公のお話があります。これは私も犬と一緒に暮らしてきたし、今も暮らしているのでリンクして泣けてしまいました。
文章自体も全てサクサクと読みやすいですし、短編集ということで飽きることなく読み進められました。1日1つのお話でも良いし、まとめて読んでも読みやすいです。
素直な気持ちで読めば心のデトックスに良い本だと思いました。