出る出るといいつつなかなか出ず、ついに出た90125時代のライヴコンサートDVD。ソダーバーグ監督によるレトロ調映画調画像を観ることなくコンサート映像を楽しめることなどは、すでに何人もの方が指摘済みだが、このDVD最大の売り物は、当時のメンバーのインタビューではなかろうかと私は思う。
詳しい内容は購入してから観ていただきたいが、見どころとしては、
☆クリス、アランとジョンが語る、バグルス・イエス結成〜シネマ計画〜90125イエス再結成とジョン復帰のいきさつ。ジョンもこの辺、自分の気持ちをかなり正直に話していると思う。
☆3rdアルバム後のトニー・ケイのグループ脱退(「クビになった」発言も)から復帰のいきさつ。トニーのリック・ウェイクマン評。
☆他のメンバーのリック・ウェイクマン評(とくにクリス)。
☆トレヴァー・ラビンの音楽に対する姿勢(パンクはクズだ、的発言も)と、当時、エイジアをかなり意識していたのがわかること。
とくに、トレヴァーが実は音楽に対してとても真面目な姿勢の持ち主であることは、楽屋風景を撮った映像にも表れている。ギグ終了後も、ビールを飲んでリラックスしたい風情のアランをつかまえて、「スターシップ・トゥルーパーの最後のところだけどさ」などとひとり熱く語る(笑って聴いているアラン・ホワイト)。
以上のことからも、これは、とにかくイエス・ファンなら“買い”です。コンサート以上にインタビューや楽屋の映像(これもソダーバーグ撮影)が楽しめます。日本語を含め、字幕も充実しています(ポルトガル語、スペイン語まで!)。