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#9(ナンバーナイン) (宝島社文庫)
 
 

#9(ナンバーナイン) (宝島社文庫) [文庫]

原田 マハ
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

一生、手放せない絵。
一生、忘れない恋。

東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海へ渡る。まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は幸せなものかと思われたが--。上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。
※本書は2008年3月に刊行した「#9(ナンバーナイン)」を改訂し、文庫化したものです。

内容(「BOOK」データベースより)

東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海に渡る。まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は、幸せなものかと思われたが―。上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 宝島社 (2009/12/5)
  • ISBN-10: 4796675183
  • ISBN-13: 978-4796675185
  • 発売日: 2009/12/5
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 362,053位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アジアの息吹 トップ1000レビュアー
形式:単行本
現代上海のアート界を舞台とした、成長譚/恋愛小説。
「ぱっとしない私には、実は〜な才能が隠れていて
素敵な男性にその才能が開花され・・・」という
少女マンガもびっくりなストーリー。

注目すべきは筆者の属するアート界の描写。
知る人だけが知っている業界の風景は
華やかな世界だけに興味深い。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:単行本
素直に読めました。これで終わるわけでは、ない・・・シンデラストーリーを読んでるわけでは、ない・・・暗がりの廊下をつったて歩いて来る人が彼だとわかっていても読んでいて涙する、変わらぬ爽やかな声に、手の温もりに、優しさに、哀に、涙する。誰でも一度は、こんな人に回り逢いたいと、思っているのでは・・・時がたったら、また読んでみたい物語だと思います。愛する事に理屈は、いらない。#9は、教えてくれます愛は、無償のものだと。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ファンタジーである。

しかしそれは、
緻密なリアリズムに載せて語られる
ファンタジーである。

国際的な美術業界の圧倒的なディテール。
某有名デベロッパーの生々しい裏側。
今の上海の空気感。
そして今の中国の人々が持つ「あの視線の感じ」。

世界を駆け巡る現役キュレーターであり、
かの有名美術館を立ち上げたプロであった作者ならではの、
専業小説家が少々がんばって取材した程度では
到底たどり着くことのできないリアリズム。
そこにまるで「大人のための少々辛口なディズニー」とでも言うべき
ファンタジーが乗っかる心地よさ。

ディズニーファンには怒られるだろうが、
ディズニーランドが退屈なのは、
そこがただのファンタジーでしか過ぎないからだ。

土台としてまずは眼に浮かぶようなリアリティがある。
そこに絶妙なバランスでファンタジーの幕を広げる。
だから物語は濃く、深くなる。

そして原田マハファンにはおなじみの
「カフーを待ちわびて」と同じ、
後半から突然加速する快感も再び。

題材は一見少女マンガが好むテーマのようではあるものの、
相変わらず原田作品は脇役への目配りが優れ、
「王剣」「ディビッド」「南」、
そしてもう一人の主人公である「彼」など、
様々な男たちの存在と立ち位置が、
男性読者をシラケさせないどころか、
作中にぐいぐいと引き込んでいく。

改めて思えば、上海は1920年代から「魔都」であった。
ファンタジーに、ここほど相応しい都市はない。
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