この本は、「ビジネス書」に分類されるのでしょうか?
だとしたら、...とってももったいないことです。
大震災のあとのニュースでは、
「ランド」から「シー」へバックステージを通って、ゲストが移動したことだけを
伝えていたように思いますが...
この本のプロローグでは、ゲストとキャストのあいだでなにが起こっていたか
伝えてくれます。 『これが、プロ』です。
『ホスピタリティを伝えるために必要なスキル』(P169)では、
「礼儀正しく迎えるスキル」として、
笑顔、挨拶、アイコンタクト、身だしなみ を
「スマートに対応するスキル」として、
言葉、話し方、ボディーランゲージ を 挙げています。
追いかけるように、
『アイコンタクトが苦手な人は?』(P185)では、
「相手が話しているとき」には、
一生懸命に聞(聴)く / うなずき、相づちを入れる 、と
「相手が話し終えるとき」に、
アイコンタクト をとること...と。
う〜ん、
これって カウンセリングの場面でも そのまま使えます。
それから、
「笑顔は、たとえつくり笑顔でも、素晴らしい可能性を秘めている」
という、マザーテレサの言葉を、
そして、
登りつめたところに、こんな素敵な言葉を用意してくれています。
たいせつなのは、
「スキルは人をコントロールするためのものではない」ということです。
人をおだてたり、ごまかしたりするためのものではありません。
「 スキルは、ホスピタリティを『伝える』ためにあるのです。 」(P199)
ビジネス書としてももちろん役に立つのでしょう...
でも、それだけじゃもったいないですよ。
もっともっと深いところにある、『コミュニケーション』を教えてくれる本です。