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5つ星のうち 3.0
成功してもその後味は重苦しく、心地良い物ではない, 2008/5/18
レビュー対象商品: 8mm [DVD] (DVD)
名声を得て他界した資産家が残した一本の8mmフィルム
それは残虐なスナッフ・フィルム(殺人フィルム)だった。
資産家の未亡人の極秘依頼により、殺人の真意を調査し始めたウェルズ(ニコラス・ケイジ)
彼は、愛する妻と幼い娘、マイホームと何不自由ない幸せな人生を送る一人の私立探偵だった。
しかしフィルムの出所を調査するうちに、危険で異常なアンダーグラウンドのポルノ世界へと足を踏み入れて行く。
そしてフィルムの真相を知った彼もまた・・
異常なポルノ世界とは無縁の家庭的な私立探偵が
その頭脳と行動力を武器に徐々に異常な地下世界とフィルムの真相に迫っていく様は
サスペンススリルの作品として引き込まれ秀逸である。
しかし最後の結末は正直賛成出来ない。
正義と怒りに身を任せて何をやっても良いわけではない。
絶対に許せない、平然と生かしておく事は出来ない。
その気持ちは良く分かるが、他にも方法はあったはず・・
強い刺激や異常な性描写に弱い人にはお奨め出来ない。
報復は成功したとしても、その後味は重苦しく、一生後悔と悪夢が付きまとうのだから・・
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5つ星のうち 5.0
人間の醜さを描いた恐怖度MAXのサスペンス秀作, 2005/2/26
レビュー対象商品: 8mm [DVD] (DVD)
派手なアクションがあるわけではない。気持ちが悪くなるほどの猟奇的な事件の捜査を極秘裏に依頼される私立探偵ウエルズ、物静かな家庭人で、いわゆるアクションものの探偵とは一味違う。ニコラス・ケージが知的で頭の切れる私立探偵を好演。脚本がいい。「セブン」のアンドリュー・ウオーカーだから当然か。捜査は予想できないような展開を示す。どうなるのか、グングン引き込まれる。核心に迫るにつれ、おぞましい現実が明らかになる。病的な世界だが、とてもリアリティがある。幼児誘拐や性的虐待が日本などと比較にならないほど酷いアメリカだから、この物語も迫真的。とにかく、怖い。保証できます。同時に、アメリカ社会の怖い一面をよく描いているように思われるサスペンス映画としては第一級の作品でしょう。
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5つ星のうち 4.0
昨今の日本でも起きうる凄惨な事件, 2005/4/8
レビュー対象商品: 8mm [DVD] (DVD)
米国だから、映画だからと片付けられないリアルな衝撃を与える。現実に日本で起きている事件もそうであるが、性的異常者の問題ではなく社会の歪みが幼い少女への性的暴力として恐ろしい結末となっている。ニコラスケイジの出演する映画は結果として社会へ問題を定義している。悪を自ら手を汚し始末する私立探偵の家庭には、殺人とは程遠い幼い子供と夫を待つ平凡な妻がいる。仕事のすべてが終わった夫をその家庭は暖かく迎えたが、殺人者という十字架は一生背負うことになる。ゴットファザーのラストシーンにも似たその大きな隔たりは(仕事と家庭)、イタリア系米国人が好む家庭観なのだろうか。