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57 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
ロングテールの本質を外している,
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レビュー対象商品: 80対20の法則を覆す ロングテールの法則 (単行本)
著者がこの本で言いたいことは、「飛び込み営業はセールスマンのやるべき仕事ではない。ネットで開拓した見込み客に対し、リアルで営業し、生涯顧客化すべきだ」ということだ。一方、ロングテールは、従来はとるに足らなかった「不特定多数無限大」の顧客層をターゲットとすることで、有限の価値をうもうとするものである。本来、リアルや生涯顧客化とは相容れにくいものだ。 つまり、たった1回しか買ってくれないかもしれないが、ネットで取引が完結するので、そういう顧客をターゲットとしても採算があうというのがロングテールだ。 著者の主張は、ロングテールとは何の関係もなく、単なるネットマーケティングのことである。SEOやメールマーケティングについての解説があるのも、カスタマーレビューで「ロングテール以外にもいろいろ書いてある」とのコメントが目立つのも、この本が単なるネットマーケティングの解説書だからである。(SEOやネットマーケティングの解説はあるものの、それぞれの専門書のほうが詳しい) この本は、ロングテール戦略どころか、ロングテールと逆行するアプローチさえ見受けられる。ロングテールという書名に惑わされないほうがよい。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ロングテールの法則の本というよりは、eマーケティングの本,
By フィリップ小虎 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 80対20の法則を覆す ロングテールの法則 (単行本)
本書のテーマは、「パレートの法則(別名:80対20の法則)」のアンチテーゼである。すなわち、「20%の顧客が売上の80%を占める」と言われるが、残りの80%の顧客がかなりの売上を占めていることも多いという主張である。著者はこれを「ロングテールの法則」と呼ぶ。根拠は、IT技術の進化によって顧客とのコミュニケーションコストが低下(例えば、1人にメールを出しても100人に出してもコストは同じ)したので、顧客を絞り込む必要がなくなったということだ。リピーターの増加に注力してきた会社にとっては、少し驚く主張であろう。但し、主張の説得力が弱い。まず、購買頻度の少ない顧客が売上の相当数を占めている企業の例がない。例示されているのは、販売頻度の少ない「商品」が売上の相当数を占めているという例だ。しかも、特殊な例だ。(デジタル素材販売企業が取り上げられている。この企業の顧客の多くは、他社と同じ素材を使いたくないだろうから、当然1社にしか売れない素材が多くなるだろう。)また、購買頻度の少ない商品を買っているのは、リピーター顧客ではないだろうか。商品にロングテールの法則があてはまるということは、顧客にはパレートの法則があてはまっていることにならないか。 本書の後半は、ロングテールの法則を離れ、IT技術を使ったマーケティング活動について書かれている。よって、タイトルと内容にズレを感じる。 本書は、ロングテールの法則を理解したい方に勧めるが、第1章だけ読めばよい。むしろ、IT技術を活用したマーケティング活動を行いたい方に有用だろう。
58 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
「ロングテール」の意味をミスリード,
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レビュー対象商品: 80対20の法則を覆す ロングテールの法則 (単行本)
流行言葉の「ロングテール」を使っただけの、ありきたりのe-Marketingの本。『ウェブ進化論』を読む事で、著者がいかに誤った認識で「ロングテール」を用いているのかが分かる。 例えば、Amazonの「売れない80%」の売り上げ比率が過半を超えるというのは、後に「三分の一」の誤りであったと「ロングテール」の提唱者が自ら訂正しており、「ロングテール」はネットビジネスでしか成立しえない事を言っている。 菅谷はアクセンチュアのSE出身という事なので、あまり過剰な期待をするのも可愛そうだが、もう少し正しい知識を身に着けてから書いてもらいたいものだ。 書籍中に登場する幾つかの事例企業(ロングテールを体現する企業)が紹介されているが、内容は全くロングテールを体現できていない所に自己破綻をきたしており、笑うしかない。 知識レベルの低い読者にとってはミスリードを行う罪作りな本である。 「ロングテール」に興味のある人は、『ウェブ進化論』を読むべき。 以後、流行語に便乗する誤認に基づいて書かれた本がなくなる事を望む。
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