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8月17日、ソ連軍上陸す―最果ての要衝・占守島攻防記 (新潮文庫)
 
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8月17日、ソ連軍上陸す―最果ての要衝・占守島攻防記 (新潮文庫) [文庫]

大野 芳
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昭和20年8月14日・ポツダム宣言受諾、翌15年正午・終戦の詔勅―。だが、戦争は終ってはいなかった。17日深夜、最北の日本領であった千島列島の占守島へ、対岸のカムチャツカ半島から、突如としてソ連軍の大部隊が来襲。日本軍の三日間にわたる死闘が始まった。ソ連の北海道占領は、いかにして阻まれたのか。知られざる戦争の全貌を浮き彫りにした畢生の歴史ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大野 芳
1941(昭和16)年、愛知県生れ。明治大学法学部を卒業後、雑誌記者を経てノンフィクション作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 366ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/7/28)
  • ISBN-10: 4101332215
  • ISBN-13: 978-4101332215
  • 発売日: 2010/7/28
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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36 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:文庫
終戦を迎えた筈なのにソ連軍が上陸してきた千島列島の最も東の端で北から2番目の島でのできごとを、資料に忠実であろうと最大限の注意を払って記述しています。
戦争が終結してからの戦いであり、そこで亡くなった方々の無念と非常に特殊なケースであったことが分かります。
またこの時点でソ連がアメリカを敵国とみなしていたというソ連軍の兵士の雰囲気からも、ソ連海軍が太平洋に出るために千島列島を抑えておきたくて、終戦後に無理矢理占領したのがわかります。
本来は許されるべきでない終戦後の戦闘、シベリア抑留などこうした記録が残り、読み継がれることは大切なことと、著者の努力を称えたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
111 人中、103人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とも トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
戦後、沖縄返還から、日本本土唯一の地上戦の地として沖縄を指摘し。
沖縄の悲劇について、平和主義者が論じてきたが。
しかしこの北方四島での戦いについてほとんど論ぜられる事が無かったのは、嘆かわしい限りだ。

むしろこの最果ての日本領での戦いについて、多くの反戦平和主義者たちが口を噤んできた背景は、彼らの背後に社会主義運動があった事実を指摘せざろう得ない。

ポツダム宣言を受諾した八月十五日が終戦記念日とされているが。
この北方四島では上陸してきたソ連軍を敵として、日本軍が死闘を展開していた。
衆寡敵せずの言葉の通り、戦力差は歴然としている中で、日本軍が最後まで戦ったのは、これ以上のソ連の侵攻を食い止めるためであり
また、千島列島の住人達が本土に避難するまでの時間を稼ぐためだった。
文字通り玉砕覚悟での戦いだった。

この戦いで、ソ連は北海道侵攻を断念し。
避難民たちが逃げる時間を稼げた。
収まり切らないスターリンは、あろう事か、避難船への攻撃を命令し。
潜水艦による攻撃で、少なくない数の避難民が命を落とした。

だが、この戦いを今でもロシアは、解放だと位置づけている。
これが現実なのだと理解して欲しい。
戦争の悲惨さを問う人たちには、確かに戦争は悲惨であるが、感情的な反戦論で戦争を論じてもらいたくは無い。
この千島列島での戦いでは、ロクな装備も保有しない日本軍は、侵攻するソ連軍と戦った。

この時、満州や千島列島になだれ込んだソ連軍は、対独戦で勝利した猛者たちではあったが、貧しい寒村の出身者が多く。
お世辞にも素行のよろしい兵士たちではなかった。
ベルリンでは略奪の限りを尽くし、4歳から80歳までの女性の全てがソ連兵のレイプの犠牲になったとされる
そんな軍隊が、日本本土に上陸した時に起こるべきことをもっと考えて欲しい。
国を守るのは結局、センチメンタルな感情論ではない事実を理解して欲しいと思う
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84 人中、75人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:単行本
この前二十歳になったばかりの若者達に聞けば「北方領土は戦争で奪われた」などということを平気で語っておりました。これは一概に個人を批難できないことです。学校教育では本当にに大切なことが教えられていないように思います。

北方の日本領土、俗に言う千島列島(占守島、幌筵島、温禰古丹島、捨子古丹島、松輪島、得撫島、択捉島、色丹島、国後島・・・)は、日本がポツダム宣言を受け入れ降伏し(8月14日)、降伏文章に署名する(9月2日)までの間に露西亜に一方的に盗み取られた領土なのです。

平和のために客観的に戦争の悪を伝えていかなければならないのであれば日ソ中立条約を一方的に破棄して満州に侵攻し、あまつさえ日本が降伏した後に北方領土を奪い取った露西亜の悪業は永劫に語り継がれるべきであると思います。
日本の降伏を知り本島へ帰還するはずであった方々がたくさんこの地で戦死されています。島民を守るために兵に突撃を命じるしかなかった方々、露西亜の卑劣な侵攻によって命を落とされた方々、財産を有無を言わさず奪われた方々、先祖の眠る地を追われた方々・・・

この戦いで傷つかれ命を落とした方々の冥福を祈ります。

そしてもう一つ、戦後サンフランシスコ講和条約に旧ソ連は調印を拒否しました。
よって、北方四島どころか、南樺太と千島列島の全ては、国際法的に現在も日本の領土なのです。
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話とび過ぎ
あっちこっちに話が飛んで、歴史的資料としては良いけれど、まったくおもしろくなかった。ソ連軍との戦闘の話かと思いきや、かるくふれて、太平洋戦争中の話になって、途中で... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: hito-pito
北海道民として、史実を知ってください
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 黒龍江人
北の勇敢なる兵士達
8月15日を過ぎても彼等は逃げなかった。
日本領最北の地にて、日本軍としての誇り、そして家族を含む日本人を守るために命を捨てて... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: upwave
期待したのだが・・・
話があちこちに飛んで、とても読みにくい。時系列に話を進めるのではなく、「あ、そういえばこんな話も」的に文章がまとまりを欠いてせっかく期待に胸を膨らませていたのに残... 続きを読む
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貴重な歴史を掘り起こす稀有な一冊
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投稿日: 13か月前 投稿者: じゃが〜
読むべき一冊。
 対ロ領土交渉が暗礁に乗り上げる中,必読の書です。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 鳥居毅一
貴重な戦史。編集はもっと工夫できたのではないか。
貴重な戦史★★★★★でしっかりした地図がついている★★★★★★のだが本を通じては千島の歴史も含め話があちこちへ飛び★★★、戦史証言の確認の経緯も同じ流れで書かれて... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: shimada22
参考にはなるが…
ズバリ、読みにくい。申し訳ないが、文章力の問題だと思う。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: masa
有り得ない戦闘の真実に迫る
終戦直後に千島列島最北端に位置する占守島(しゅむしゅとう)を、突如としてソ連軍が侵攻し、死闘となった3日間を中心に、可能な限り史実を追求した記録文学である。続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: ベターズ
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