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私は特にこの作者が好きなわけではありません。実は他の著書を読んだこともありません。今後もあまり読むつもりはありません。でもこれだけは「最後まで読ませて欲しい」と思っており、願いがかないました。
日本人の、韓国人(及び朝鮮人)に対する心の奥底で澱んでいる罪悪感みたいなものをえぐりまくった割りに、朝鮮戦争時の汚さはサラっと流しているようで、それがすごく残念でした。
それから私小説なので仕方がないのでしょうけど、自分自身を全面に出す、著者の自己顕示欲には参りました。
そのあたりを差し引いても。
生きているうちにあと2回は読まなくてはいけないかな、と思いました。その時はもっと理解できるように、深く考えられるように、避けて通りがちな近代史を、勉強しなおしておきたいです。
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