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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
父の視点から見たドリフ,
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レビュー対象商品: 8時だョ!全員集合伝説 (双葉文庫) (文庫)
反骨精神を持つ者達のせめぎ合いが産み出した不世出の番組、それがドリフだった、とも言える。そんなことを読後の感想として思ってしまうほど、波乱に満ちたドリフ制作裏事情を、TV局側プロデューサーの最高責任者であり仕掛け人であった著者が生々しく書き綴っている。 最初はのほほんとした昔語り風であり、当時のタレントのバランス裏事情など、まるで安物の芸能雑誌記事のような内容であるが、第5章あたりから内容が鬼気迫ってくる。タイトルにも「遺跡・脱退・新加入」「交通事故・手術・火事・停電」など、往年のドリフを襲う大事件のキーワードそのものである。 いかりや長介が「ドリフコント」の母であるならば、父は間違いなくこの人ではないだろうか・・・と思うに値する、番組に対する執念と愛情。それは父的な愛情であり、時には厳しく、時には泥をかぶり、時には己の進退をかけて番組を守ることに腐心する。そのためには当のドリフターズすらも相手に回して戦わなければならないという皮肉は、あの番組が決して、天才的な才能を持つタレントにおんぶにだっこの物ではなかったと分かる。 常識破りの見識を貫いて、「全員集合」を化け物番組へと導いた、仕掛け人の労苦は、各タレント側の自叙伝内の「全員集合」回顧とは微妙に食い違っていて面白い。それは、サラリーマンとして立場の狭間にたたされた人間の視点と、己の全てを賭けてタレントとしての道に賭け、見事栄光を掴んだ人間のそれぞれの違いなのだろうか。 ドリフファンの一人として、この本を読んで本当に良かったと思う。
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドリフは偉い。スタッフも偉い。,
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レビュー対象商品: 8時だョ!全員集合伝説 (双葉文庫) (文庫)
昔わが家の土曜の夜は、「まんが日本昔ばなし」「クイズダービー」に続いて「8時だヨ!全員集合」が、絶対不可侵の定番であった。俗悪番組として世の偽善者の指弾を受け続けた「全員集合」が近年再評価され、紅白へ呼ばれるまでになったことは古いファンとして喜ばしいが、当時の偽善者たちには、自らの不明を恥じよと言いたい。ここには私がリアルタイムで経験した、荒井注の引退、志村の登場、メンバーの一時休演、ボヤ騒ぎ、停電騒ぎ、そしてキャンディーズがこの番組から育ったことも、みんな書いてある。一時期クレージーの番組に替わった経緯も(ちっとも面白くなかった)、最後の1年はめっきりパワーが落ちていたことの不思議も、この本を読んで納得した。本当に、なつかしい1冊。
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
あの時あそこにいた幸せ,
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レビュー対象商品: 8時だョ!全員集合伝説 (双葉文庫) (文庫)
伝説と呼んでも決して大袈裟ではない化け物番組の顛末記。あの大爆笑の蔭で、あの目を見張るようなセットの裏で一体 何が起っていたのか?克明な記録がここにある。 考えてみればとてつもないゲスト陣が出演していた。 戸惑い、大笑いしたものだ。どのページを読んでもそのシーンが 先駆者への批判、中傷、指弾は世の習いであり、 メンバーの不祥事でマスコミの批判が激しさを増していたとき、 いかりや長介には心を打たれた。 あれほどのグループを引張った人はやはりただ者ではなかった。
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