良くできたキットと思います
同社の1/700艦船に準じる繊細モールド。スライド金型も多用しています
パーツの合いも基本的に良好です。・・・但し足回りの組み立て精度は今ひとつ・・・
現段階で、試作3号車をキット化する(= 量産型と細部に違いが出ると思われる)事自体
・・とりあえず脇に置いておくとしまして(笑)
気になった点などを・・
説明書はいつも通りの同社仕様(笑) 必要最低限です
各部隊のデカールもサービスで入っている以上は、何か説明があった方がいいかな?と
デカールの質自体は・・いまひとつ・・・ふたつ・・
手持ちのイカロス出版「自衛隊新戦車パーフェクトガイド」を見る限りでは
1/2/3号車それぞれ迷彩パターンは違っています
キットの箱画は1号車の塗装パターンですが、説明書の迷彩パターンは概ね3号車になっている様子
・・・実際に塗装を行ってみると
各側面図のパターンが繋がらない!(上面図から>背面図とか)
まぁスケールプラモでは珍しくはありません(笑)
キットにはキャタピラ用に舗装路走行用ゴムパッドが別パーツで用意されていますが
全部で132個 左右2カ所にゲートがあるので処理作業は264回・・・
どちらかと言えば、実車には付いていない事の多いゴムパッド
個人的には、コレは付属させず
A:3号車の特徴である、ドーザーブレードを付ける
B:車体前部、ライト部分を別パーツ および 1/2号車用の戦車長ハッチを付け 1〜3号のコンバチにする
C:価格を200円でも300円でも下げる
の、いずれかにした方が良かった気はします。やはり A が順当か?
戦車長ハッチが、開閉状態2種類、折角付属して居るんですから
戦車長のフィギュアは欲しい所です
各所にアンダーゲートを採用していますが
正直「ここか?」と思うような場所付いているように何カ所か感じます。また何故ココに付かない?とか
生かし切れていないと言うか・・何かずれているというか・・(あくまで個人の見解です)
砲塔の前部分ゲートは、太くなってパーツ側面にまで回ってしまっていて・・アンダーゲートの意味が・・(苦笑)
塗装する段階で気づきましたが
砲手用サイト(部品A1)が左に曲がって付いてしまいます(後端を削るのが良いかと)
また主砲砲身もそのままだと、少し左に傾くようです(基部を削ればOK)
そして、合いの良くないのが、足回り
まずは片側4パーツ構成のキャタピラが綺麗に一周しないと思います
一番問題はロードホイール
ダブルタイヤになっていますが、外側(部品C5)、内側(部品C10)
2つをそのまま素直に合わせただけでは、キャタピラのセンターガイドを挟む隙間が出来ません!
外側C5の接着用凹ピンの長さが全く足りない!(設計ミスと言っても差し支えないレベルかと)
説明書の通りに、内側C10>キャタピラ:部品C1>外側C5と組んでいっても
外側5の接着用凹ピンの長さが足りませんので内側C10、外側C5が平行にならず、”ハの字”になってしまうと思います
平行に気を付けつつ、C5をキャタピラC1に接着してしまえば防げると思いますが・・
本体の出来、パーツの合いの良さがあるだけに、足回りの出来は残念!
しかしスケールプラモデル全体を見回せば、特に酷い!と言う事ではありません(笑)普通レベルです
製作レビューなので色々書きましたが
足回りと、説明書で☆ひとつ減らしますが、最新金型キットだけの事はある良い出来と思います