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7割は課長にさえなれません (PHP新書)
 
 

7割は課長にさえなれません (PHP新書) [新書]

城 繁幸
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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7割は課長にさえなれません (PHP新書) + 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
合計価格: ¥ 1,491

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商品の説明

内容紹介

40歳になっても係長止まりのバブル世代。二人目が産めない女性一般職。正社員になれない団塊ジュニア。
ああ、なんでこの国はこんなに生きにくいんだろう……。閉塞感漂う日本経済、終身雇用を望む新人の割合が過去最高を記録した
。しかし「終身雇用=安定」は真っ赤なウソ。35歳で昇給を止める動きがすでに加速、生涯賃金は十数年前とくらべ三割減。
まさに飼い殺しなのだ。
201X年、働くことに希望がもてる社会にするために、私たちがいまこそ心しておくべきこととは?
雇用問題のスペシャリストが示す最終解答。
【本書のおもな登場人物】
「売り手市場 売れていくのは 新卒だけ」(30歳、派遣社員)
「晴れの入社式 夢も希望も 捨ててまいりました」(22歳、学生)
「朝起きて 会社に来ると 胃が痛い」(41歳、主任)
「窓際部長と呼ばれて……」(54歳、部長)
「末は博士かフリーターか」(30歳、大学院博士課程)etc.

内容(「BOOK」データベースより)

40歳になっても係長止まりのバブル世代。二人目が産めない女性一般職。正社員になれない団塊ジュニア。ああ、なんでこの国はこんなに生きにくいんだろう…。閉塞感漂う日本経済、終身雇用を望む新人の割合が過去最高を記録した。しかし「終身雇用=安定」は真っ赤なウソ。35歳で昇給を止める動きがすでに加速、生涯賃金は十数年前とくらべ三割減。まさに飼い殺しなのだ。二〇一X年、働くことに希望がもてる会社にするために、私たちがいまこそ心しておくべきこととは?雇用問題のスペシャリストが示す最終解答。

登録情報

  • 新書: 215ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2010/1/16)
  • ISBN-10: 4569777015
  • ISBN-13: 978-4569777016
  • 発売日: 2010/1/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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89 人中、76人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
・いつの頃からか職場に派遣の人が増え始めた。見た目は正社員と変わらないし、仕事ぶりも大差ないから気づかなかったが、いつの間にか社内の半数を超えていた。

・景気はここ10年以上ずっと冴えない。それなりに良いときもあったはずだがなぜか実感が薄く、常にそこはかとない閉塞感がある。

・金融危機が発生し、売上が激減して、派遣社員が櫛の歯が抜けるように去っていった。経費削減、残業抑制だけでなく、昇進昇格の人数も抑制されている。その一方で、親会社からの天下りで知らない顔の管理職が増えている。

といったことが私の身の周りでも起きているが、同じようなことを日々目の当たりにしている人はいくらでもいるだろう。本書を読むと、会社で何が起きているのかがわかるし、それが自分の会社だけのローカルな話でもなければ、一過性の現象でもないことがわかる。日本の会社の労働・雇用問題は、突きつめれば年金問題と同じく、若い世代がなしくずし的に食い物にされているところにある。逃げ切り世代の中高年はともかく、少なくとも今の若い人は、自衛のためにも読んでおいたほうが良いだろう。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By -mo- VINE™ メンバー
形式:新書
城氏は企業間・世代間の格差を現代の身分制度と呼び、職務給と雇用流動化の導入でその解決を目指すという主張をしている。だが、どうも成果主義批判の時に比べるとその主張は楽観的にすぎる。
氏が制度運用当事者として批判してきた成果主義も、能力に関係なく報酬が分配される年功序列への不公平感を打破する実力本位の制度として、当初期待されたはずだ。
それが何故機能せず批判されているかというと、人件費低減のための賃金抑制という下心が企業側にあったからに他ならない。達成不能で非現実的な目標、曖昧な評価基準、数値化し易い職務への偏り、、結果を出せば評価されるはずなのに、結局は運用側=企業側のさじ加減でいいように操られてしまう。
そして現実には、各社で職務給への移行は進んでいる。しかし、巻末にあるような明るい労働環境など無く、営業課・営業係等の構成を変更して本部付営業職務担当に統一するなど、組織のフラット化の名の下に総ヒラ社員化が進んでいるのが実体ではないか。
営業職、事務職と企業側に有利なように大まかに大別された職務給制度の下では、何年働いても所得は変わらず、数少ない管理職ポストを同期・先輩・後輩入り乱れた大勢で奪い合うという図式になるだけだ。また、わざわざ博士課程を修了してもはるかに年下の学卒”同期”と同じ研究職初年度給与でスタートするのでは、割に合わない。転職しても採用初年度扱いで振出しに戻るのでは流動化などするわけも無い。
所詮は制度を運用するのは人間次第ということだ。かつてはタブーとされた賃下げ・人員削減が常套手段化している現状では、よほど法整備を進めない限り解雇権開放に踏込むのは危険であると思う。
このレビューは参考になりましたか?
51 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
 日本型雇用の行き詰まりと打開策を打ち出した、現段階では野心作。アカデミックな解説部分と、単純化した物語で日本の問題点を明らかにする。

 戦後の高度成長期に慣習化された終身雇用と年功賃金はもはや維持できない。経団連と連合・労組の争いは、既得権益を守るための茶番だと批判する。このままでは日本は負のスパイラルに陥る。

 現状を改革するには、給料を職務給一本に絞り、雇用の流動化をすべきなだとの主張だ。流動化するからといって、企業が社員を大々的には切らないだろうし、逆に職務給になれば高年齢層に転職のチャンスもあると説く。

 各政党に呼ばれてレクチャーもする著者は、理解してくれる政治家もいるが、彼らは労組の反発を招いて落選することを心配しているとも言う。年齢が上がるほど資産を持つ日本では、老人は弱者ではないだろう。苦しいのは選挙に行かない若者自身にも責任の一旦がある。

 いつの間にか、日本人は変化に怯える国柄になってしまった。雇用だけの問題ではないが、雇用なくしてその他の問題も解決できない。本書は一つの指針になるだろう。それにつけても、若者は選挙に行けよ!
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