税理士試験に合格した主婦(著者)の勉強方法が述べられている。基本的には予備校の講師が言うような勉強方法だが、著者独自の勉強方法も書かれてある。
評者が面白いと思った一例を挙げると、「勉強の習慣と共に読書の習慣もつける」という箇所である。評者は今まで別の勉強本で書かれていた「勉強に疲れたら音楽でも聞け。読書は目が疲れるから止めた方が良い」という趣旨の文章を読んで何となくその通りだろうなぁと思っていたが、本書の著者は試験の問題を素早く正確に理解するためには国語力が必要で、それを養うためにも本を読んだ方が良いと主張する。
確かにテキストばかり読んで勉強に疲れてくると、資格試験と全く関係のない一般の本を読みたくなるが、気分転換のためにも勉強と読書は案外相乗効果をもたらすかも知れない。