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60s日本の雑誌広告 [ペーパーバック]

Pie Books
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本人のライフスタイルが急激に変化した60年代。そんな時代の娯楽性、スピード感にあふれる雑誌広告をデザイン性・時代性という観点で約500点セレクト。

登録情報

  • ペーパーバック: 304ページ
  • 出版社: ピエブックス (2010/05)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 4894448440
  • ISBN-13: 978-4894448445
  • 発売日: 2010/05
  • 商品の寸法: 25.4 x 17.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:ペーパーバック
解説は泉麻人氏の「広告に描かれた高度成長感」が2ページあるだけで、後は基本的に1960年代の広告(ポスター)を掲載したムックです。
化粧品、ファッション、食品・飲料・嗜好品、インテリア・生活用品・薬品、電化製品・カメラ、自動車・オートバイ、子ども向け広告、その他の広告、1色刷り広告のジャンルに分けて紹介してありました。
巻末に掲載広告作品一覧と60sクロニクル、広告主一覧、出向雑誌一覧が載っています。

1960年代は日本人の生活水準が大きく変化したといえる年代でしょう。池田隼人首相の所得倍増計画を持ちだすまでもなく、戦後の復興期を経て、もはや戦後ではない、と言われた時代の次には、高度成長と言われる時代を迎えました。
本書掲載の広告は、そのような日本のライフスタイルの変化を、広告を通して感じられる企画だと思っています。

172頁以下の車の項目にあるように、トヨタ・カローラ1100は43.2万円、ニッサン・サニーは43万円でしたが、庶民の日常生活ではマイカーはまだまだ高根の花でした。
ナショナル「人工頭脳テレビ(ネーミングが凄いですが)」は足つきでデラックス19型で69500円、月賦定価(当時はそう言っていました)73000円で、応接室は勿論、一段高い床の間のような場所にも飾ってある広告が今見れば不思議です。

ファッションや髪型、当時の俳優やタレントも見ることができます。その時代を生きていない人には関心がないかもしれませんが、アイビーに始まり、ミニスカートの全盛時代を迎えた当時は、ファッションも日常のものとなりつつある頃でした。広告も当然その時代の最先端を表しています。56ページの見開きの「VAN」は我々にとって憧れのブランドでした。

本書掲載の化粧品の広告は資生堂関連のものが多かったですが、それだけしっかりと保存されていたのでしょう。斬新さと美的感覚は他の会社を抜きんでていたと思っています。
懐かしさだけでなく、当時を知らない若い方には新鮮な驚きが感じられるムックではないでしょうか。
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形式:ペーパーバック
 本書は60年代の雑誌媒体に掲載された化粧品、家電、ファッション等各ジャンルの
広告、カラー、モノクロ合わせて全505点を収録。
 文章といえば冒頭の泉麻人によるごく短いエッセイくらいのもの、起用モデルや
コピーライターなどを知るための手がかりもほとんどなくて、ひたすらに60年代の
雑誌広告のてんこ盛り、という感じ。

 80年代生まれの私としては、これらの広告に描かれる消費イメージが既に50年の時を
経たものである、ということに少なからず驚きを禁じ得ない、もちろん、ファッション
ひとつを取ってもいかにも垢抜けず、現代的なスピード感に欠けていたりするのは
当然のことなのだけれども。食品や家電に描かれるいかにも健全な家族像などにやや
気恥ずかしさを覚えたりする部分はあるが、巷間の言説でしばしば語られる高度成長の
夢や高揚感という印象はさほどなくて、むしろそのあたりの落差の小ささにかなり
驚かされたりもして、もはやギャグにしかならない80年代バブルのみっともなさよりも
親近感を見出してしまった。
 むしろ個人的に最も印象的だったのは、髪型その他装飾の仕方はともかくとして
起用されているモデルたちが、単にその骨格だけを見れば、今よりよほど美的な平均点が
高いように見えてくること。他のジャンルはともかく、化粧品の広告のアイポップぶりは
トレンドが一巡し切って、かえって今よりも鮮烈に見えたりさえもする。

 最もレトロさを感じさせるということで言えば、たぶん広告写真のキメの粗さ。
これは明白に当時の印刷技術から来る限界で、本書自体の紙質等に由来するものではない。
コピーライティングのイタさなど、ペラペラめくっていてもなかなかに飽きさせず、
意外とコスパはいい一冊のような気はする。
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