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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
サッカー日本代表の中が分かる本,
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レビュー対象商品: 6月の軌跡―’98フランスW杯日本代表39人全証言 (文春文庫) (文庫)
1998年のW杯から3年たって文庫版になったこの本を読み返しました。選手だけでなく、コーチ、サポーティングスタッフを含めたインタビューで 構成されている点が斬新だったと思います。 39名もの証言を集めていけば、同じ事件に対する捉え方も、違ってくるわけで、それぞれの立場での”6月2日のW杯登録メンバー発表”、”4バックから3バックへの移行”などについての考えが綴られていて興味深く読めました。 誰か1人の目だけでなく、実際フランスで戦っていた39名の目で描かれたW杯。目新しい発見がある本ではないけれど、日本代表とは何か?を知るに当たってオススメできる本です。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
応援する心,
By 暴走機関車 "暴走" (東京都練馬区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 6月の軌跡―’98フランスW杯日本代表39人全証言 (文春文庫) (文庫)
ドイツ大会を終えて、フランス大会同様のヨーロッパで迎えた2回目の大会。 あの時と同じく惨敗となった結果を踏まえて著者に 関係者全員へのインタビューを試みて欲しい。 著者なら、著者の誠意ある姿勢ならば選手は勿論、協会幹部 周辺スタッフも快く受けてくれると思うが。 同じ惨敗となった今回の日本代表の戦いが、何故こうまで 心に響かなかったのか?あの悪夢のような仙台のトルコ戦からの 4年間の結果が、あの3試合なのか? クロアチア戦でのPKをファイン・セーヴした川口選手へ抱擁に走ったのが あの中田選手だけだったのは何故なのか? 選手、スタッフ、協会、コーチは大会期間約3週間をどんな気持ちで過ごしたのか? 少なくとも私は1998年のフランスでの戦いにシンパシーを覚えるし、 代表選手各個人にも相応の思い入れがある。 但し、全てのスタッフ、選手にインタヴューしている訳ではない。 三浦カズ選手だけは、同氏が著した作品に全ての思いを記述しているから、 という理由でこの取材を断っている。 各選手のインタヴューでは北澤選手の記述に、つい涙腺が緩む。 同氏の熱い思いに、単なるファンである我々は思いを馳せる。 本書でも最も心を打つのが、食事担当の方や栄養士の 方の涙ぐましい努力と、何とか勝って欲しいと願う心。 応援、あるいはサポートする側にその真実が隠されているような気がする。 それだけ、あの大会は熱く、代表を心から愛するサポーターに恵まれていた。 それは選手達の意気込みが、周辺に伝播するからだ。 果たして2006年のスタッフ達は同じような思いを抱きながら、仕事をしていたの だろうか。疑問。 今となっては、この98年大会の記録より、06年大会の真実を知りたい、と つい我儘になってしまう。
5つ星のうち 3.0
まだ読んでないヒトは一読の価値あります,
By 羽後燦樹 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 6月の軌跡―’98フランスW杯日本代表39人全証言 (文春文庫) (文庫)
仏W杯に出場した日本代表の選手、監督、コーチ、トレーナー、シェフなど関係者39人の証言をいわゆる「聞き書き」したドキュメンタリー。ただし、カズの証言はとれていない。単行本としては1998年末頃に出版され、著者は本書によってミズノ・スポーツライター賞を受賞しているが、当時何故か僕はこの本を手に取らなかった。 やや後悔。もっと早く読んどきゃよかった。 39人の証言は様々な色あいをみせる。そのひとつひとつを読んでいくうちに、モザイク画のピースを埋めていくように、日本にとって(代表にとって、社会にとって)のW杯が浮かびあがってくる。 日本の中盤は、世界に通じたのか? 3バックへの変更とはどんな狙いとリスクをもっていたのか? アルゼンチン戦、クロアチア戦の失点とはどのように評価されるべきなのか? ジャマイカ戦の敗戦とモチベーション低下の関わりは? バックアップスタッフの投げかけた「至れり尽せり」への疑問 等々 これらの中には、あなたが持っている「仏W杯と日本」についての認識を、もしかしたら改めるものがあるかもしれない。 ただ、ギモン氷解、目からウロコ!とは決してならない。あくまでモザイク画。ピース(証言)ひとつひとつを追うことで、全体像が見えてくる。 そういう作業自体が、あなた自身でW杯を「考える」ことになる。自分のアタマでW杯を考える、解釈する。それが大切なんだと思う。 まだ読んでないヒトは一読の価値あります。
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