ダメな主人公が組織の支援を受け、成長・恋愛していくというコンセプトがユニークで面白いのですが、
「担当者が恋愛未経験である」、
「世界的な少子化のはずなのに、主人公など特定の人間に無駄に力を入れすぎ」、
「ずっと入院生活をしていた人間をいきなり現場で働かせる」等、
肝心のWLOやNOAが突っ込み所満載であり、完全に設定負けしています。
おバカな設定の割に無理矢理シリアス感を出しているので、シリアスとコメディのバランスの悪さも感じました。
他にも、理不尽に暴力を振るうキャラや主人公を見下しているキャラなどが居ますが、
その辺をゲームだからと割り切れないときついと思います。
またシナリオの長さも(特にアリサルートにおいて)起伏が少ないにもかかわらず不必要に冗長で、
集中力ややる気が削がれてしまい易いのも問題です。
ただし、一概につまらなかったかといえばそうでもなく、
WLOメンバーやクラスメイトなどのサブキャラ一人一人が活き活きとしている、
ヒロインと付き合った後のいちゃいちゃ具合がすごい、
愛奈という魅力ある幼馴染が居る等、
先に挙げた短所に負けないくらいの長所も持ち合わせています。
シーン毎で見ると良い所が多数あるのに、トータルで見ると無駄に長いせいで薄味になってしまった感じです。
長所も短所もはっきりしており、人を選ぶゲームになってしまっていますので、
購入される場合は、ある程度情報を集めて自分に合うかをちゃんと判断しておくことをお勧めします。