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――結果。
●倉庫に住める感覚の持ち主向き。
*いわゆる“マイホーム”ありきでローコストを目指している人には、
実際的とはいえない。
●コスト削減の苦労はいろいろと書かれているが、多分に「単発的」
要素で成り立っている。
*半セルフビルドは当然としても、建築家は大学の教員であり、多くの
手を学生から借り出している。
●イノベーティブであるがゆえ、啓発的発言が少し煩い。
*「割り切り」を大義名分にかなりの論説が繰り返される。
しかし哀しいかな、できた家に果たして言葉を越える説得力があった
だろうか。
常々思うことだが、この手の本には、建築にかけた日数以上の(年単位の)
住みこなし記録がないとウソだ。本書には完成してからの若干の記述はある
ものの、早速階段を取り替えたいという話が出てくる程度で、「おもしろい
ものをつくりたい」と繰り返した割には、住み手がどう楽しんでいるかは不明。
それとも、建物が出来上がった途端に特殊であれば「おもしろ」かったの
だろうか。
住宅である以上、最低限の機能と普遍性を無視して「おもしろい」はありえ
ないし、第一、本当に楽しいかどうかは住んでみてはじめて分かることだ。
Casa BRUTUSなどの特集記事の延長線上にあると思ってもらえればいい。
他人の試みを楽しむには充分な本である。
旨みのない仕事なので工事を請け負ってくれる業者がいない。
書類なども後回しにされて時間がかかる。
などなど・・・
低価格で家を建てようかと考えてる人はこの本を読んでおくと、
どんな大変な事が待ち受けているかが、予習できると思います。
愚痴っぽい、なにか批判的な文章がちょっと残念で、星3つ。
まあ、それだけ苦労してきたことの証だと思いますが。
出来上がった家は、なかなか普通の人では住めないだろうな、というものでした。しかし、見方を替えて、若者(特に学生)向けのアパート経営として、一時的に住む家であれば”かなり”面白いものが出来上がっていると思います。僕も1年くらい住んでみたいと思いました。
この本のテーマは、「家を作る」ことより、建築業界そのものに対する挑戦です。ですから、「安くても幸せな我が家」の建築を目指している人には向きません。値引きの知恵や、建築会社との渡り合いの方法等は全く書かれていません。
読めば「何千万円もかけて一生家のために働いて、借金を払い続ける」というのが人生にとって良い選択かどうかを考えさせられます。住宅メーカーの推奨する家に住むことが馬鹿馬鹿しく感じる本でした。
35年のローンを組む計画のある方、契約前に読んでみると救われるかも!!
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