登録情報
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| 1. Snowflakes |
| 2. Lake Tahoe |
| 3. Misty |
| 4. Wild Man |
| 5. Snowed in at Wheeler Street |
| 6. 50 Words for Snow |
| 7. Among Angels |
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最も参考になったカスタマーレビュー
31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
言葉の間に立ち上る、悲しくも美しい雪の情景,
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レビュー対象商品: 50 Words for Snow (CD)
ケイト・ブッシュの「Aerial」以来となる6年ぶりの新作は、雪に纏わる7つの物語を集めた実に静謐な仕上がりだ。本作、早くも本国を含め賛否を巻き起こしている。否定的な意見としては抑揚に欠け引っ掛かりがない、昔の刺がなく大人の音楽に落 ち着いたというもの。確かに以前の人離れした怪しさを湛えた作品に比べ、近作はその様な要素は控え目だ。本作も間違いなくその延 長にあり、所謂昔の彼女の面影を本作に求める方には期待外れの可能性が高いことを始めに述べておく。 本作は実に美しい作品である一方、終始静かで一定のテンションを保っており、その表層のみで早々に善し悪しを判断すると良さを掴 みにくい作品でもある。聴き手が腰を据え物語にじっくり向き合うことで徐々にその核の美しさを現す作品だと思う。 一聴した際の感想は、驚く程ゆったり音楽が進行するということ。それは曲がミドル〜スローに集中しているのみならず、歌われる言葉 の間が非常に長く全体が7〜13分という長尺の曲揃いということもある。 ケイトは各々の言葉にエコーを多めに掛け宙に浮かべるような歌い方をし、一節歌い終えた後は次の一節へ移る前にたっぷりとした間 を意図的に置く。そこにピアノ・管弦楽器・電子音・鳥の声といったものが間を埋め、歌に込められた感情の揺れを絶妙に補完する。 ケイトの歌とバンド演奏が交互に現れることで、物語の映像が聴き手の目の前に鮮やかに広がっていく。言葉の間を単なる空白と捉え ず、残された言葉の余韻を味わう聴き方をしないと、只静かで退.屈という印象しか残らないかもしれない。 ケイトのソプラノも若い頃と比べ声の貼りは弱くなり、音域も低くなった。しか本作での彼女の歌にはかつての怪しい魅力に代わり、暖炉 の傍で静かに語りかけてくる様な穏やかさと包容力が備わり、それは今の彼女だからこそ出し得る魅力だと思う。 7つの雪物語は、湖に沈んだ少女(「Lake Tahoe」)、溶けて消えた雪だるまへの愛(「Misty」)を始め、失われたものに対する追憶や悲し みを歌った瞬間が多い。タイトル・トラック「50 Words For Snow」で謎めいた単語を呪文の様に羅列する神秘性は、前作の円周率ソン グ「Pi」に繋がる処も。これらの物語は聴き手から体温を奪う程に冷たく、しかし何処か温かくもあり神々しい感触を与えてくれる。 否定意見もあろうが、自分の心に深い余韻と感動を残した作品ということで星5つを。今年出た新作中5指に入れたい程のお気に入りだ。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Cool sounds with emotional words,
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レビュー対象商品: 50 Words for Snow (CD)
KBのアルバムを購入するのはHounds of love以来です。1985年でしたっけ?アートワークの印象そのままにモノクロームな墨絵的世界が展開され、淡々と演奏が続く中、 囁くようなミニマルなボーカルが内に秘めた情熱を感じさせる所が気に入りました。 アルバムテーマに沿った形でクールで抑制の効いた曲で構成されているので緩急はほとんど感じませんが ケイトのボーカルとピアノはかなり抑え気味ながらツボを押さえたというか、 良い意味でケイトのユニークさを際立たせていると思います(特にMisty,13分越えの大作です)。 そして何よりピアノの音色がすばらしいと感じました。 今回は自身以外のヴォーカルをフィーチャーした曲が多い(Snowflake (Lead Vocal: Albert McIntosh,ケイトの息子さんですね), Lake Tahoe (Stephan Roberts & Michael Wood), Wild Man (Andy Fairweather Low), Snowed in at Wheeler street (Elton John))のも特徴ですね。 また今回はパートナーのギタリスト、Dan McIntoshとスティーブ・ガッドが全面参加しています。 クリスマスアルバムとはいえませんが、これから迎える冬に家のオーディオでちゃんと音を出してじっくり聞きたいアルバムだと思います。 全曲視聴は以下リンクで可能です。 http://ro69.jp/feat/katebush201111
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
冷気を震わせ透きとおるような・・・,
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レビュー対象商品: 50 Words for Snow (CD)
ロンドン郊外ベクスリヒーのシンガー・ソングライター、ケイト・ブッシュの10作目となるアルバムはアラスカ、キャムチャッカの神話をアイディアとしたそうな・・・、雪に纏わる物語を 綴る白銀コンセプト・アルバム。 冷気を震わせ透きとおるようなケイトのボーカルと霊験帯びたピアノ音が共鳴するシンプルだけれど 厳かな前半3曲 約34分。 アレンジや音、そして語彙に工夫を凝らしやや赴きを変えプログレ的ニュアンスを取り入れ、 特にドラマティックな感情を叩きつけるエルトン・ジョンとのデュエット曲やタイトル・ソングが 圧巻な中後半3曲 約23分。 そして前半のイメージへと帰着するクロージングといったケイトらしいアルバム構成力が 心地よい起伏となって聴くものを引き付ける。 全7曲 約1時間5分 真夏にはBGMとして聴くのも良いかも・・・。
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