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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
この人の『成仏』と我々凡人の『成仏』とは随分違うんじゃないか,
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レビュー対象商品: 50代からの選択 (単行本)
「企業参謀」ほか著者の初期の作品を若い頃読んで以来、暫く著者の本は読まなかった。大前氏の主張は合理的だが、マッキンゼーのエリート臭さがあり、体感温度は低かったからだ。しかし、この本はちょっと違った。「東京都知事選に敗北して『成仏』したのだ」と著者はいう。著者がマッキンゼーを退職した翌年1995年、青島幸男氏に大敗した東京都知事選挙のことである。 そして、50代の読者にも『成仏する』ことを勧める。著者のいう『成仏』とは、もう50代になったら、出世欲を捨て、会社中心の生活をやめ、奥さんに見栄を張るのを止め、自分の人生を楽しめ、という趣旨である。具体的には、『転職するなら、2段階ぐらい格下の会社で活躍した方がいい』、『悩んでもしょうがないことに悩むな』、『スタープレーヤーではなく、野に咲く花として生きる』などのアドバイスとなる。なるほど、そういう考え方もあるのかなあ、と思う。 こうして本書を読み進めると大前氏は生まれ変わったかのようにも感じられるのだが、例えば本書後半で、『僕は講演旅行もいまや行きたいところしか行かない。上海は何度も行ったことがあるから、上海で講演を頼まれても断る。今年行くのはトルコとブラジルである。ドバイでの講演の話も来たが、ドバイで建設中の水中ホテルが完成してから行きたいので、『来年ならいい』と答えた。』という。こういうの読むと、やっぱりこの人はエリートだなあと思う。この人の『成仏』と我々凡人の『成仏』とは随分違うんじゃないか。
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人生の勝者とは?,
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レビュー対象商品: 50代からの選択 (単行本)
50代、いわゆる「団塊の世代」にむけた大前研一的スローライフの勧め、である。高度成長期の原動力となったこの世代は、特に人口が多いことから、出世競争も厳しく、バブル崩壊では真っ先にリストラの標的になったりして、がんばったわりには辛い思いをしている。会社で報われず悩んでいる人もたくさんいるはずだ。 そして、余りにもがんばり過ぎた人は、もはや報われないと薄々気づいていても、頑張るのを止めることができない。止め方がわからない。がんばることを止めると人生が終わってしまう。そんな脅迫観念に囚われている。 もう、いいじゃないか。 本書はそう言って、がんばってもがんばっても報われなかった50代の肩をやさしく叩く。暖かいまなざしを向けるのである。 まず、あきらめろ、と冷たく言い放つ。報われるべき人は20代、30代で頭角を現している。50代でまだ足踏みしているようなら、もう無理なんだ。しっかりと目を開き、自分の立ち位置をよく見つめて、そしてスッパリあきらめろ、成仏せよ、という。 つぎに、あきらめたところで生活の心配はないのだ、という。50代は年金でも住宅ローンでも「すべり込みセーフ」だ。3000万の貯金と30万の年金があれば、悠々自適の老後がおくれる。だから間違っても定年後、退職金をつぎこんで起業などしてはいけない、という。 そして、だから残りは好きなことだけやる人生でいい、それができるのが今の50代なんだ、と励ます。好きなことを見つけて、はやく手をつけよ、それも読書とか、そういうのではなくて、もっとアクティブなのがいい。いろんな人との交わりがあるものがいい。遊び仲間をたくさん作ろう、という。 本書は、人生の勝者とは?という根源的問いへの、大前流の回答にもなっている。 金じゃない、地位じゃない、そんな世間的な価値を得た人のことじゃない、他人との競争で勝ち残った人のことでもない、ただ、やりたいことができた人、それが「勝者」なのだ、と大前は言う。 大前氏は、ジェットスキーにマウンテンバイクにスノーモービルと、すきなことを思いっきり楽しんでいる上に、実は世間的な価値(金や地位や名誉)もしっかり手に入れている。それがやや妬ましく、素直に耳を傾けられない、という気持ちがなきにしもあらずだが、しかし、大前氏が金持ちだろうが、貧乏人だろうが、言っていることは間違っていない、と思う。悩める団塊の世代に向けた応援歌であるとともに、大前氏自身の人生賛歌でもある。
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
はっきりとものを言える、そんな姿勢を尊敬します,
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レビュー対象商品: 50代からの選択 (単行本)
あいまいな生き方、すごし方、態度、年齢のとり方・・をしていても、結局、時間はどんどん過ぎていきます。 これは、生まれ育った国や世代、生まれた環境にかかわらず、 万人に共通のものさし。 その与えられた運命、人生という時間の刻印の中で、どうのように 考えて、生き抜いていくか。そのためには、先人の知恵、先達の 経験を知ることが、自分にとって大いに役立ちます。 見てみないフリをして暮らしても、結局、 誰にでも迫ってくる決断のとき。 大前氏の本書は、とりわけ、語り口調で、大前氏の決断、判断、 さらに、人生観を、おおいに語り口調で、語りつくしてくれた、 人生指南書の中でも、とりわけお奨めの本です。 50代ということなく、20代でも30代でも40代でも、 世代にかかわらず、時代を読み、自分の来し方行く末を客観的 に評価し、決断するための、ガイドとなること、請合います。
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選択すべきことは何か
選択すべきことは、何か。 見つからない。 大前研一氏は、選択した。 選択しないことは、悪だろうか。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: kaizen
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