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5万年前―このとき人類の壮大な旅が始まった
 
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5万年前―このとき人類の壮大な旅が始まった [単行本]

ニコラス ウェイド , 安田 喜憲 , Nicholas Wade , 沼尻 由起子
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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5万年前―このとき人類の壮大な旅が始まった + 人類の足跡10万年全史
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あなたの祖先は、5万年前にアフリカ大陸を脱出した150人あまりの集団のなかにいた。ヒトゲノムが紐解く、人類史の驚くべき真実。

内容(「MARC」データベースより)

あなたの祖先は、5万年前にアフリカ大陸を脱出した150人あまりの集団の中にいた。科学ジャーナリストが「ヒトゲノム計画」の成果をもとに、これまで謎に包まれていた人類の祖先集団の実態を詳細に綴る。

登録情報

  • 単行本: 349ページ
  • 出版社: イースト・プレス (2007/9/1)
  • ISBN-10: 4872578287
  • ISBN-13: 978-4872578287
  • 発売日: 2007/9/1
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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48 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
難しい。というのもかなり強引な論調が所々目立つからだ。例えば宗教の興りについて、「言語がなければ宗教は伝えることが出来ないから存在しなかった」というのはまぁいいとしても、「言語が誕生すると宗教はすぐに発生した」というのは飛躍ではないだろうか。私もその推論は当たっているような気がするが、私が知りたいのはなぜそういえるかという「根拠」だ。著者は根拠を示していない。

人種問題についても疑問がある。彼は人種は「生物学的種だ」と述べる研究者に肩入れし、「人種は政治的概念に過ぎない」と述べる従来の研究者を「独りよがり」と切り捨てている。しかし生物学的種とは(一般的な定義では)「互いに交配できない生物同士」を言うのであって、人類を生物学的種にするには定義の書き換えが必要だ。さらにその概念が必要な理由について、民族によって薬剤への感受性が異なるから、と医学的な理由を挙げる。しかし人種問題とはそもそも「外見に関わる少数の遺伝的性質で人を分類することの不合理さ」だ。薬剤感受性が問題なら投薬前に検査をすれば良いではないか。差別や偏見に口実を与える可能性を考えれば、生物学的種の定義をわざわざ書き換えるデメリットは大きいのではないか。本書を読む限り彼は人種差別主義者だという印象は受けなかった。ただセンセーショナルな発言をして注目を浴びたかったのだろうか?
他にも根拠の提示が必要なところで「それを支持する証拠はある」だけで済ませてしまったりと、信頼性はあまり重視されていない印象を受けた。

ただ話題は広いのでその点は評価したい。「人類の足跡 10万年〜」はストイックに出アフリカ以降の人類の移動ルートを追いかけていたが、こちらは話題が広いので(信頼性に目をつぶれば)こちらの方がおもしろく読めるのではないだろうか。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tsunco トップ500レビュアー
形式:単行本
現生人類の「グレートジャーニー」について書かれたご本でございます。

出アフリカは5万年前。
それも一回きり。たったの150人。
現生する67億人の全人類のご先祖はこの時にアフリカ大陸を脱出した150人あまりの集団の中にいた、との御主張でございます。

アフリカからの出口は旧来言われていたエジプトからシナイ半島へ出たのではなく、バべルマンデブ海峽からアラビア半島へ渡ったというのが、現在では有力な説になっているみたいです。
アラビア半島、エデンの園、インド亜大陸、スンダランド、サフルランド、ムンゴ湖(4万6千年前の遺跡有り)と続く壮大な旅。

人類の拡散に興味の有る方には誠に面白く読める作品です。是非ご一読を。
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39 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い 2007/10/7
形式:単行本
非常に面白い。哲学的でもある。

人類の祖先はチンパンジーであるが、森が少なくなった時、人類は森から離れた。
これがその後の人類の進化につながった。森にとどまったチンパンジーはそのまま
である。進化は行きあったりばったりとされているが、リスクを取った人類は
セレクトされた子孫を残すことで、結果的に進化した。

遺伝子解析により、人類の移動、言語の発達なども、ある程度推測できる時代と
なった。鎌状赤血球症の病人の出現はわずか1万年ほど前にすぎない、などなど、
様々な洞察に満ちている。

翻訳はところどころ納得いかないところがあるが、全体としては良好である。

おすすめできる。

類書として、"人類の足跡 10万年全史"という本が草思社から出版されたが(2007年)、
こちらも読みたくなった。人類の足跡の著者は、オックスフォード大学人間科学研究所
勤務、こちらの5万年前の著者は、科学ジャーナリスト、どっちが面白いか・・・。
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