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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
14歳の輝き,
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レビュー対象商品: 4TEEN (新潮文庫) (文庫)
著者はあとがきでこの物語の設定について触れている。「十代の中で一番たのしかった年はいくつだったろうか。高校時代は本ばかり読んで暗かった。やはり中学生がいいだろう。それも受験勉強が厳しい三年生でも、まだ中学に慣れていない一年生でもない。やはり底抜けにたのしかったのは、中学二年生十四歳のときだ。」 中学二年生といえば、男子にとってはまさしく子供から大人へ変化する時期ではないだろうか。 著者が言うように、中学生活でも一番安定しており、身体的変化、精神的変化に対して戸惑い、悩み、そして学んでいく時期だったと思う。 その頃の友達というのは、同じ感覚を持っているので固い絆で結ばれているだろう。 また、大人のように打算的に交友関係を持とうとしないので、頭のいい子も悪い子も、金持ちの子も貧乏人の子も、同世代という絆だけで結ばれる。 これは、その後の人生ではなかなか出来ないことであるし、中学二年生がそんな友達を持つ最後のときではないだろうか。 本書のストーリーはそんなことは現実離れしているだろう、という内容かもしれない。 しかし、その出来事に接した時の少年の気持ちには共感させられるものがあった。 今、中年になってしまった我々を、中学時代にトリップさせ、新鮮な気持ちを思い起こさせる物語である。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
様式美に与えられた直木賞,
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レビュー対象商品: 4TEEN (新潮文庫) (文庫)
4人組は,ひとりがデブ,ひとりが頭がよく,ひとりは平凡,そしてひとりは難病。キャラクターショウである。登場人物の様式は古典的気ある。 そして,14歳を描きながら,時々顔を出してしまう50代に近い作者。 登場人物に,まるで大人のような都合の良い感想をかたらせてしまう。 なぜ,この作家は,無理して若者を描こうとするのだろううか。 若者は作者の描くように,小説の都合のようには動かない。 時にもっと子供で時にもっと大人だ。作者が小説で書いた, 子どもを語るエピソード血は正反対のような気がする。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
こんな中学生は、現実にはいないが・・・,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 4TEEN (新潮文庫) (文庫)
「未来がきらきら光り輝いて自分たちを待っている。」そんなふうに考えている時期が誰にでもあると思う。14歳の4人の少年たちも、 そんなふうに考えているのではないだろうか。ナオトの病気は深刻な ものがあるけれど、彼らはくよくよ考えない。常にまっすぐ前を向いて 進んで行こうとしている。その姿は、とても純粋で一途だ。今どきこんな 中学生は現実にはいないと思うが、この作品を読んでいると、いたら いいなとか、いてほしいと思ってしまう。読みやすく、さわやかさを 感じさせる作品だった。
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