やっぱり今の時代では【40歳】という年齢は、大きなターニング・ポイントなんでしょう。人生80年が当たり前になった今では、40歳以降はまさに【人生の後半戦】です。マラソンで言えば【折り返し地点】。40歳以降の大きな特徴としては【死】の存在がリアルな問題として、クローズアップされてくる点が挙げられます。私自身はマザー・テレサを尊敬しているので、死に関してはポジティブな見解を持っていますが、人によっては死に関してネガティブな見解しか持てない人もいるでしょう。その辺りはまさに、40歳になるまでの人としての生き方が問われる所です。さて本書ですが、これは30歳以降くらいの読者を対象に【人生の後半戦をどう生きるのか?】というテーマを示唆した、大変興味深い本に仕上がっています。抽象的な哲学よりも、具体的なアドバイスが中心になっている点が、大変参考になります。人間としての真価が問われるのは、むしろ40歳以降なのでしょう。20代、30代の人にも読んでほしい、大変参考になる良書でした。良いです。