2年前に出た同じ著者の『描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング』の続編というか、実践版。前作で、ビジュアルシンキングのテクニックを詳しく説明していたが、今回はさらに寄り実践的な内容になっている。
内容的には、超ビジュアルシンキングのテクニックを4日間で学べるワークショップの形式になっていて、前作を読んでいれば、スイスイと読み進めていける内容。ワークショップと言うだけに、自分でも手を動かして絵を描いてみるという実習も含まれていて、ボリュームの割に読みやすい内容になっている。
ただ、著者のビジュアルシンキングの説明も載ってはいるんだけど、前作ほど丁寧な説明ではないので、前作を読んでいないなら、まずはそちらから読んだほうが理解はしやすい。あるいは、この本を読んだ後に、前作も合わせて読んだほうがいいように思う。
自分も、実は絵を描くのが苦手でなんだけど、この本、前作を読んで、ちょっと安心した。というのもこの本では絵を描くことの重要性は強調しているんだけど、それが上手な絵、キレイな絵である必要はないといっているからだ。むしろ、「絵が不完全であればあるほどいい反応がかえってくる。」(P.319)とあるように、磨き上げられた美しい絵よりも、手書きであっても、拙くても、そこから何かが生まれてくるような絵、発展性のあるような絵がいいということだ。
なかなか奥の深い図解思考の本。