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74 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
戦術を理解すると言うより・・・,
By 速人 (福岡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書) (新書)
一般論としての戦術を理解するための本ではなく、著者の信奉するサイド攻撃を『熱っぽく、理屈っぽく、監督目線・評論家目線で』語ってある本といった感じです。流石に、『ベースとなる戦術や布陣に対する知識』は素人より有ると思いますが、その知識(歴史や戦例など)が、著者の偏向的な取捨選択を経て、著者の持論を正当化するためだけに並べられているため、客観性が無く、説得力に欠けます。 一般論としての戦術を理解するなら、すでに他の方が挙げられていた西部 謙司氏のサッカー戦術クロニクルが良いと思います。客観的に、現代サッカーの戦術変遷の歴史を隆盛や衰退の意味(すなわちその戦術の長所と短所)をとらえながら追っていく良書です。 逆に、特定の人物の持論を思う存分に堪能したいのなら、実際にビッグクラブで監督を務め結果を出した方(アンチェロッティなど)が戦術書的なものを出してますので、監督経験のない杉山氏よりも断然そちらをお勧めします。
75 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
読後感が最悪です・・・,
By アマゾン太郎 (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書) (新書)
戦術史・戦術論としてはそれなりに楽しめました。しかし読後感は最悪です。 歴代代表監督や(自分を除く)サッカーマスコミをほとんど無能呼ばわり・・・。 一般ファンに対してもTV解説時のような上からの物言い。 こういうキャラの人なんだと割り切れるかどうかで、評価は変わってくると思います。 戦術論においても、膨大な試合データから裏づけを取ってるというよりは、少数の都合のいいインタビューのみ(ファンハール、イルレタ、マウロ・シルバ)を論拠としていて、西部氏と比べると説得力がなく思えます。 個人的には、杉山氏の意見は真剣に日本サッカー界を憂いての批判・提言とは捉えられず、気分の悪さが大きく上回ったので、本来の評価から星2つマイナスとしました。
104 人中、82人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
これだけでは…,
By 戦術家志望 (徳島市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書) (新書)
全体として、良い部分はある。戦術を学びたい人が最初に読むなら良い本かも知れない。「3バックは1トップとの相性が悪い」などは、サッカーに詳しい人には常識だが、 未だ一般には浸透していない。こういった概念を紹介するという点で意味はあると思う。 しかし、これだけを読み、戦術がわかった気になって欲しくはない。 この本には、おそらくは意図的に落とされた、戦術面の例は少なくない。 例えばモウリーニョやエリクソンのような、リトリートとカウンターを用いて 一時代を築いた名将には触れられていない。 アンチェロッティの中央重視のフォーメーションは勿論、ファーガソンのような 中央に縦のふくらみをもたらすシステムも無視され、サイド重視の 攻撃サッカーのみが最先端として紹介されている。 細かいところではあるが、事実関係の間違い(3−4−1−2の流行の経緯などは特に酷い) も少なくなく、「攻撃サッカー全盛の現代」「3−4−1−2は守備的サッカーの代名詞」 などに至っては、特定の思想に染まっているのかと疑いたくもなる。 例えば、パルマが用いてヨーロッパに衝撃をもたらした、5−3−2の 攻撃サッカーのように、持論とあわない例について少しでも解説すれば 説得力も増しただろう。 タイトルも、「サイドを使った攻撃サッカー万歳」あたりが妥当だと思う。 この本はかなり売れているようだ。これにより戦術に興味を持ち、 新たな戦術論、例えば「コンセプト」や、「ホットゾーン」についても学ぶ人が 増えるなら、非常に良いことである。
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