ついに本領発揮の力作であり、早い時期の3枚目の登場で彼らがこのグループにかける意気込みが伝わってきます。今回のサポート・メンバーはEWIでスティーブ・タバローニとジャッド・ミラーが参加している。キーボードライクな演出でコアな3人の演奏を巧くサポートしております。そして、オルガンでラリー・ゴールディングスがいぶし銀であります。このプロジェクトの特徴は全編に渡り、ライブ感覚のラフな演奏でグイグイというのが良い味をかもし出しております。今アルバムではさらにそりが旨く絡み合っていると言うか、こなれてきた感じがします。ライブ盤を挟んでの新作ということもあって、メンバー間の息がピッタリときているのでしょう・・。オススメ曲は沢山あるのでありますが、まずは1曲目の"ColonelPanic"でガツン!とくるジャズロック・チューンを聴いていただきたい。カリウタ兄貴のド迫力のドラミングが炸裂いたしやす。リミッター限界の重爆撃機さながらの暴れっぷりでございます。ロベン・フォード作の"MoveOn"はフォードのブルージーなギターをふんだんに取り入れた曲で、こちらもオススメであります。こういった演出ができるのも3人とも作・編曲からプロデュースまでこなせるマルな才能を持っているからでありましょう。