DirectXはモーションの再生が鬼門です。
.Xファイルに3DCGソフトなどでモーションを付けることまでは
できても、それを自分のプログラムで再現するのがかなり難しいのです。
ただ.Xファイルを表示するだけの関数だとほんの数十行で可能ですが、
.Xファイルに埋め込まれたモーションまで再現するとなると
その数倍もの量のコードを書かねばなりません。
そういったことを解説したサイトや書籍がかなり少ない中、この本では
比較的その部分の解説が多めです。
「DirectX逆引き大全500の極意」でもモーションは解説はされていますが、
それより詳しい解説を求める方に向いている本と言えるでしょう。
後、当たり判定も格闘ゲームだけあって解説が細かいです。
コマンド技の制御なども格闘ゲームが一番キー入力にシビアというだけあり、
アルゴリズムになるほどと思わされました。
しかし!
一つだけ、いや最大の難点を挙げると解説が分かりにくすぎると言うことです。
ここでこれをここまで解説しているのにここはこれだけ?
見たいな箇所がいたるところにあり、置いてけぼりを食うこともしばしば・・。
しかし、格闘ゲームを学ぼうとせずにモーションだけ学ぼうと考えて買われるなら
ある程度はオススメできる本です。