親のスネ、かじる者がいるのであれば、一方かじられる側もいる。私は、逆の視点、つまり親の立場でこの本を読ませていただきました。
私には30歳の一人娘がおりますが、経済的には全く別個の形態をとっております。そして、これからもこの本を読むまでは経済環境において、それぞれ独立した個々げのものであると何の疑いも持たずに過ごしてまいりました。しかしながら、著書にあるような「年収減少」「終身雇用崩壊」「年金不安」「低金利」「インフレ」「大増税」「長寿リスク」など、現代社会においては親の側からみても不安要素は少なくないことに改めて気づかされました。
こうでなければいけない、と言った固定概念にとらわれずに、もっと柔軟でフレキシブルな親子関係での、許されるコミュニケーションがあっても良いのではないかと思えるようになりました。今すぐ行動を起こすためではなく、未来に向けてそうなったときの指針とも言える、新たな親子関係の書籍だと言うことができるのではないでしょうか。面白く拝読いたしました。