ローマクラブの目的を説明してくれる貴重な書物である。
ウィキペディアによれば、ローマクラブは資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的問題に
対処するために設立した民間のシンクタンクとのことである。
日本人のメンバーで小宮山宏(元東大総長)や名誉会員で緒方貞子(JICA理事長)、池田大作等がのっている。
この書ではローマクラブは悪魔崇拝・オカルト神権政治・キリスト文明の転覆・国家主権と民族主義の破壊・新世界秩序の短期達成とある。
アインシュタインととも核兵器廃絶・平和宣言を訴えたバートランド・ラッセルの<人口増加は両大戦を経てもなお続いている。戦争はこの観点から見れば期待はずれだった。細菌戦争ならば効果があるかもしれない>というお言葉の存在を知ることだけでも、この書を読む価値はあるだろう。