映画『スーパーサイズ・ミー』にあるように,マクドナルドのメニューだけを食べると本当に12kg太るのか,身体を壊すのか。疑問を感じた著者は自ら実験台となり,3食すべてがマクドナルドという生活を1か月間送る。
結局,1カ月後にほとんど体重も体脂肪率も変わらず,いたって健康なままで実験は終了する。さらに著者は「カップ麺ばかり食べていると病気になる」と,世間で言われている噂を確かめるべく,3食カップ麺だけで30日間を過ごす「30日間カップ麺生活」にも挑戦。結果は体調を崩すこともなく,体重減少で終わる。
巷に溢れている怪しい情報を鵜呑みにせず,毎回,驚くほどの几帳面さで食べたもののカロリーや成分を記録し,体重や体調の変化を追い続ける。まさに人体実験の記録である。
確かにおばかな実験だが,それをここまで徹底してやりとげたからこそ,楽しく読むことができる。いいいかげんな「実験」結果を,さも効果が出たかのように主張するTV健康番組の不真面目さとは正反対の面白さだ。
ジョークとして読むもよし,ダイエットのヒントを求めて読むのもよいだろう。