本書を使った経緯について、私の場合は特殊ケースとして感想を述べさせていただきます。
どのように特殊かと言いますと、まず私が本書を手に取ったのは、ある勉強会でアンケートに感想を手書きするときに
予想外に簡単な漢字がいくつか書けなかったことに、内心で大きなショックを受けたことに起因しています。
私は社会に出てからソフトウェアエンジニアをしており、文字を書くことより、文字をキーボードで入力することが
圧倒しておりました。私生活を振り返っても電話・メール・口頭での会話であり、手書きで文字を書く生活環境がありませんでした。あってもどこかで名前と住所を書くくらいだったと思います。つまり、漢字変換機能に頼りっきりの生活をしていたわけです。
それがある日、手書きで文章を書く機会が来たときに、実際の能力が露呈してしまったということです。
ここでレビューを見ている方々はきっと漢字検定の取得を目指していると思うので、こういった人もいるのだなという具合に眺めてやってもらえたらなあと思います。(合格体験記ではないのでご注意を!)私の場合は特殊と言ったのは、「漢字変換機能で本来の漢字能力が退化してしまった社会人が漢字能力を取り戻すリハビリ」という本書の活用ケースだったからです。そこで、このような背景の私が本書をどう使ったのかについて、述べたいと思います。
[本書の学習内容]
練習問題 35回分
力試し 6回分
総まとめ 1回分
1.一日に練習問題2回をやって、18日で完了。
・早朝50分 練習問題 1回
・就寝前50分 練習問題 1回
2.力試しは練習問題の復習なので、一日1つで6日のペースで完了。
・早朝60分 力試し 1回
3.最後に、総まとめで一日。
・早朝60分 力試し 1回
このように25日で一周しました。人のペースに差異はあれども、一か月あれば、
熟せると思います。本書を漢字能力のリハビリとして使って、個人的には良書だと思いました。
どのような点が良かったのかというと、練習問題の前にある「漢字表」がわかりやすく丁寧だったことです。
「漢字表」は、
1.一番上に大きい字が掲載されているので、どこを跳ねるのか、流すのか、
字が引っ付いているのか、離れているのかが判別しやすかった。
2.音読みと訓読みが色で識別できる
3.部首が一目瞭然
4.字義を書いてくれてあった。これはとても漢字の理解に役立ちました!
5.漢字一字の単語が約3〜8つぐらい列挙してくれてある。語彙が増えて嬉しかったです!
6.筆順が視覚的に、段階的に書いてくれてあったので、目で追ってわかりやすい。
あと、練習問題の量は多めにあったという印象があり、この方が学習のやりがいがあるので、評価できます。
特に、不満点は見受けられなかったです。漢字のテキストとしてよくできているなあと感心しました。
以上の点から☆5つ評価いたします。